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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年02月29日

小平雛さんぽ


1か月ぶりの鈴木マナでございます。
新しくなった小平探検隊「行ってみたいところ、聞いてみたいお話、食べてみたいものはあれこれあるし」と悩んでいたら、前回、暴走気味に盛り上げてくれたコダ平さんが花いつ姐さんに、何やら相談事があるようで。

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夢見亭コダ平:花いつ姐さん。おりいってご相談したいことが。
小平花いつ:おや、なんだい。珍しくまじめな顔で。
コダ平:暦の上では春ですねぇ。
花いつ:はいはい、春だねぇ。
コダ平:だんだん暖かくなりますねぇ。外にも出たくなりますねぇ。
花いつ:出りゃいいだろ。
コダ平:そんな、郵便受け見に行くんじゃないんですから。ただ外にでるんじゃあなくて、可愛くて元気で気立ての良い彼女とお出かけなんぞしたいなと。
花いつ:なんだい、なんだい、お前さん、彼女ができたのかい!そりゃあ、おめでとう!
コダ平:いや、そんなに大きな声を出さないで。
花いつ:おやおや、いっちょまえに照れてるよ。
コダ平:その可愛くて元気で気立ての良い彼女が「コダ平さんが住んでらっしゃる小平市を案内して欲しいわ」と言ったと思いねぇ。
花いつ:ほう。そりゃあ、いい子だね。
コダ平:だから可愛くて元気で気立ての良い彼女と、この季節らしく楽しめるデートコースを「亀の甲より年の功」の花いつ姐さんにご教授願いてぇと。
花いつ:ちょっと気に障るものを感じるけど、まあ、一足先に頭の中に花が咲いちまってるんじゃあ仕方ない。
それじゃあ、今の季節、今の季節…小平でお雛さまめぐりはどうだい?
コダ平:そいつぁ良いね。可愛くて元気で気立ての良い彼女にお雛さまはピッタリだ。

花いつ小平ふるさと村の雛飾りからいこうかね。
旧小平小川郵便局舎には、昭和50年代に飾られていた雛飾り。旧神山家住宅主屋には、戦前に作られたのではないかという雛飾りに、立ち雛、貝雛も拝見できるよ。
コダ平:確か、お土産売り場もありましたね。
花いつ:小平の特産品が集まったコーナーがあるね。
コダ平:ブルーベリーを使ったスィーツもありますから、買って彼女にプレゼントしちゃおうかな。
花いつ:しょっぱなに買い物しちゃって大丈夫かね?
コダ平:いやいや「重いだろ?ボクが持ってあげるよ」なんちゃって。
花いつ:男気を見せるねぇ。しっかり点数をお稼ぎ。

花いつ:小平ふるさと村を出て小平駅の方へ歩くと、新小金井街道に出るから、ここを左に曲がる。
左手に白いトレーラーハウス、ここが摘み取り農園ベンズファームさ。
コダ平:トレーラーの中がカフェでしたね。
花いつ:ここで、喉を潤して一休みさ。お天気が良ければ、テラスもいいね。
コダ平:入口に採れたて野菜直売所もあるから、買って彼女にプレゼントしちゃおうかな。
花いつ:新鮮で買いやすいお値段だからありがたい直売所だけど、まだデートの途中だろ。
コダ平:いやいや「重いだろ?ボクが持ってあげるよ」なんちゃって。
花いつ:それじゃあ、買い出しの荷物持ちだよ。
コダ平:持てる男はつらいよ。
花いつ:持ちたきゃ、大根でもキャベツでも背負ってデートすりゃいいさ。


花いつ:ベンズファームから、新小金井街道を、五日市街道の方へ行けば茜橋のところで玉川上水に出る。
ここをずっと上流に向かって歩いてもいいけど、新小金井街道の途中にコープ回田店があるだろ。あの前の信号を渡った、細い道もあたしは好きでねぇ。枝垂桜が咲く頃は目の贅沢さね。
コダ平:桜にゃ早すぎますが、細い道ですか?
花いつ:あぁ。バイクの侵入も禁止の細い道さね。
コダ平:へへへー、いいですねぇ。細い道。
花いつ:なんで細い道に喜ぶね?
コダ平:細い道を、可愛くて元気で気立ても良い彼女と並んで歩く。はずみで、手と手が触れる。「おっと、ごめんよ」「あら、わたしこそごめんなさい。でも、いいのよ」「いいって?」「だから、手を」「手を?」「いやーん、恥ずかしいー」ぐふふふふー。
花いつ:手をつなごうが、鎖でつながれようがかまわないけど、住宅街だからね。おまぬけな声張り上げて歩くんじゃあないよ。
コダ平:「おうちがあるから、うるさくしちゃあいけないからね」ってんで、耳元で囁いたりして。でへへへへー。
花いつ:あの道、教えるんじゃなかったかねぇ。とにかく、そこを行くと喜平図書館の脇へ出るからそこを左でも、その先のアカシア通りを左でも、玉川上水に出るからね。
コダ平:はいはい、喜平橋のところですね。

花いつ:そうだね。五日市街道を右に上流に向かって、歩いていくと小平市平櫛田中彫刻美術館さ。
コダ平:田中さんちだ。
花いつ:田中さんちって、ご近所さんみたいに言うのはおやめ。小平市名誉市民で文化勲章をいただいてる先生だよ。
コダ平:記念館のお庭も風情がありますね。
花いつ:お雛さま、そのお庭を拝見できる記念館に展示されているよ。こちらは履き物を脱いで上がるから、穴の開いた靴下なんか履いてくんじゃないよ。
コダ平:合点承知。
花いつ:平櫛田中先生のお作の内裏雛は、お嬢さんに似せてお作りだという、典雅なお顔だよ。
お庭の梅も、そろそろ咲くかもしれないね。
コダ平:「ごらん、綺麗な梅だね。まるで君のようだよ」「まあ、コダ平さんってば。コダ平さんだって、美術館にあった鬼瓦みたいよ」「いやー照れるなぁ、あっはっは」
花いつ:照れるとこじゃないだろ。

花いつ:鬼瓦ごっこに飽きたら、玉川上水沿いを上流に歩いて、府中街道に出たら中央公園の雑木林を突っ切って、たかの街道に出る。食品館さえきたかの台店の向かって左を道なりに進むと、青梅街道に出る根古坂。
この途中に、あるのがうどん弥 根古坂だよ。
コダ平:ちょうど腹もすいてきた。
花いつ:小平糧うどんのお店だ。
コダ平:糧うどん、いいですねぇ。「ほら、君のお肌ように真っ白なうどんだね」
花いつ:そいつぁ、やめた方がいいよ。小平産の地粉を使った無漂白のうどんだから。
コダ平:あわわわ、じゃあ「ほら、君の腹のように真っ黒なうどんだね」
花いつ:ちょっと、しっかりおしよ。それじゃあ喧嘩売ってるよ。第一、そこまで黒いうどんじゃあないからね。
コダ平:可愛くて元気で気立てのいい彼女とのデートで、緊張してまして。
で、お腹がふくれたところで、次はどこですが?

花いつ:青梅街道を越え府中街道を渡って、ちょっと道を入ったらギャラリー青らんぎでお雛様展、開催中だ。
色々な手作りお雛さまを拝見できるし、展示販売もあるから彼女のお気に入りがあったら買っておあげな。
コダ平:お雛さまを見て歩いて、最後にお雛さまをプレゼントたぁ、粋だねぇ。
花いつ:歩くだけで、3時間程度の道のりで、あちこち寄って彼女もお疲れだろう。
こちらのギャラリーは「カフェ青らんぎ」と同じ場所だから、ゆっくりお茶でもいただくことだね。
コダ平:さすが、花いつ姐さん、ぬかりがないねぇ。完全無欠なデート計画だぁ。
可愛くて元気で気立ての良い彼女喜ぶだろうなぁ。

花いつ:何度も聞いたよ。可愛くて元気で気立ての良いのはわかったから、彼女のお名前くらい教えておくれな。
コダ平:もう、可愛くて元気で気立ても良いから、名前なんて何でも。
花いつ:何でも、ってことはないだろう。いいだろ、教えてくれたって減るもんじゃなし。
コダ平:いえ、だから減る増える以前にまだ名前はない。
花いつ:まだ名前はないって、ネコとデートするんじゃあるまいし。
コダ平:い、いえ、人だとは思うんですが。
花いつ:思うんですがって?
コダ平:えへへ、ですから、雛祭りまでにはなんとか。
花いつ:なんとかって、もしかして、まだ彼女はいないのかい!?
コダ平:さすがは花いつ姐さん。ご明察!
花いつ:ご明察じゃあないよ。なんだい、あたしゃ、ずっとおまえさんの妄想につきあわされてたのかい。
コダ平:妄想だなんて。ものごと前向きに考えれば、潤いのある人生でさあ。だいたい今年は、そういう年でしょう?
花いつ:なんだいそりゃ?
コダ平:うるおう年でうるう年。
花いつ:あたしゃ、もう引っ込むよ。
今日のコースを動画にまとめたのがあるから、皆様はそちらをご覧になって、妄想でない、楽しいデートのご参考にどうぞ。
コダ平:おいらも、がんばるぞー!

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今回も、お二人、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。特に、花いつ姐さん。
その花いつ姐さんからご案内のあった今回のコースの動画。1分25秒の駆け足ヴァージョンです。


そして、今回の立ち寄りポイント情報と地図です。
寒かったり暖かかったりの季節ですが、小平市で季節の変わり目を歩いてみてはいかがでしょう?

小平ふるさと村
開園時間:10:00-16:00
休園日:月曜日、第3火曜日がお休みの月もあり
ひな人形の展示:2012年3月3日(土)まで

ベンズファーム
営業時間:10:00-17:00
定休日:月曜日(冬場は喫茶のみ火、水、木、金営業)

小平市平櫛田中彫刻美術館
開館時間:10:00-16:00
休館日:火曜日(展示替休館期間あり)
内裏雛展示:2012年3月20日(火)まで
春季展示:2012年5月27日(日)まで

うどん弥 根古坂
営業時間:11:00-14:00 17:00-19:00
定休日:木曜日(これ以外にもお休みの日あり)

ギャラリー青らんぎ
営業時間:10:00-17:30
定休日:月曜日、第4日曜日
お雛さま展は2012/2/29(水)まで

①小平ふるさと村から③小平市平櫛田中彫刻美術館まで。およそ4.5km (地図をクリックすると大きく表示されます) 





③小平市平櫛田中彫刻美術館から⑤ギャラリー青らんぎまで。およそ4.5km (地図をクリックすると大きく表示されます)

  

  • Posted by こだいらネット at 07:46Comments(2)小平歩き

    2012年02月20日

    大学とまちをつなぐ!「サグリバ」

    みなさまはじめまして!
    小平市にある大学、嘉悦(かえつ)大学2年の宇津原祐(うつはらゆう)といいますicon_kirakira_y
    NPO法人Mystyle@こだいらスタッフをやっていたり、2月19日に行われたソーシャルキャピタルCAFEスタッフ&広報担当もやっていたりと、Mystyleにはとてもたくさん関わらせていただいています!^^

    10日に一度更新する「こだいら探検隊」の20日を担当しますface01
    よろしくお願いします(^^)/
    フェイスブックやってます!)

    カテゴリーについてですが、僕が大学生だから、という意味と、
    「小平市ってなんだか、色々教えてもらえる大学みたいな所だな」
    、という意味で、
    「こだいら大学」
    という名前を付けました。

    というわけで1発目として、嘉悦大学で2月9日に行われた「サグリバ調査研究報告会」の様子を掲載したいと思います!
    大学と地域の連携!が書かれていますので、ぜひ見てください^^
    ======

     2012年2月9日、嘉悦大学田尻・細江ゼミナール(通称:サグリバ)にて、「2011年度田尻・細江ゼミ調査研究報告会」を開催しました。
    田尻
    細江ゼミ(以下、本研究会)では、「地域社会の未来を考えるマーケティング」をテーマに活動しています。(過去実績についてこちらよりご覧いただけます。http://www.kaetsu.ac.jp/11-10-26-01.html

    このたび、2011年度の活動の集大成として、報告会を企画、開催しました。
    報告会にはコメンテーターとして、大学プロデューサーで研究者の倉部史記様、小平市役所職員の平林知紘様、NPO法人Mystyle@こだいら代表の竹内千寿恵様、嘉悦大学副学長の桧森隆一
    様をお呼びし、教職員、ゼミ生含め、約40名が参加しました。
     

    報告会では、今年度の調査から、主に3つの調査研究について
    報告をしました。

    はじめに、「JA東京むさし」との共同プロジェクトについてです。
    このプロジェクトは、JA東京むさし小平支店の協同直売所リニューアルに向けて発足されたプロジェクトです。
    今回は昨年11月に開催した「小平産業まつり」における
    利用実態アンケート調査、JA支部長会議での報告について紹介しました。


    次に、「小平商工会地域比較調査」について報告しました。こちらは小平市商工会の「小平商業便利度向上調査」の一環として行われたもので、比較調査の前段として、嘉悦大学の最寄り駅である花小金井駅を中心に、街の人へのインタビューを通し、地域住民の意識調査を行いました。
    今回はその調査結果と、実際のインタビュー映像を交え、花小金井地区にはどんな住民がいるかの考察を報告しました。


     
    最後は、「大学活性化調査」についてです。これは4年生による卒業制作で、2年間の調査の集大成です。嘉悦大学にスポットを当て、大学はどうしたら活性化するかを学内への調査、他大学への調査、学内への再調査を経ることにより明らかにしてきました。
    今回は、大学活性化調査の
    結果について、制作した動画と、調査結果を記したプレゼンにて報告しました。


    発表の合間には、コメンテーターの方よりコメ
    ントをいただき、今後の調査に向けてヒントをいただくことができました。また、総評では、特に4年生の発表について、高評価をいただくことができました。





    このように、今年度は地域の様々な方にご協力を
    いただくことができ、実現した調査ばかりでした。今後も嘉悦大学田尻・細江ゼミナールでは、産学官の連携で調査研究に励んでまいりますので、どうぞよろしくお願いします。



    ===========

    さて、いかがでしたでしょうか??
    (1発目からいきなりこんな真面目な文章ですみませんicon16

    嘉悦大学には、地域や商工会、JA、そのほかにも色々なところと連携するゼミ、プロジェクトがあります。
    今後もそういった活動を記事にできたらと思います(*^_^*)


    では次回もお楽しみに~☆


      

  • 2012年02月10日

    『こども電車』発、小平うどんの仲間たち!

    新生「こだいら探検隊」。マナさん、コダ平さん、花いつさんの楽しい語りに続きまして、小平在住歴17年ほど、2010年からネットサポーターをさせていただいております足達です。よろしくお願いいたします!

    さて、突然ですが、最近嬉しいニュースが飛び込んできました。息子が幼稚園時代からのママ友で小平市在住の作家・岡田潤さんの作品
    『こども電車』(2010年 金の星社)が、
    第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になり、その感想文を書いた都内の小学6年生が最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞したそうです! 
    岡田さんは2月3日の授賞式にも出席し、そちらには皇太子さまや宇宙飛行士の山崎直子さんも来られていたとか。いや、嬉しいですね。なんといっても『こども電車』は「小平発」の物語。この小平の幼稚園、小学校での子どもたちの日常やちょっとしたエピソード、ロケーションなどが物語に織り込まれていたりするんですよね・・・ウフフ♪


    この「こども電車」というのは、夢と希望を運ぶ電車です。こどもならだれでも乗れますが、心からその存在を信じていないと乗ることはできません。最終電車は夜9時。それまでに眠っていないとやはり乗車できません。こども電車に乗ると、行きたいと望むさまざまな国に行くことができます。「恐竜ランド」「虫の国」「海の星」「お菓子の国」「スポーツ大国」「おしゃれの国」・・・ほんとに楽しいから、こどもは早く寝ましょうね。

    そして物語のクライマックスで、5年1組の仲間は生死の境をさまようクラスメイトを救うため、全員でこども電車に乗ろうとします。なかなか乗れない子は、自分の心と向き合い、全員で一人の子のために戦います。そしてどうなるかは・・・ぜひ本を読んでください。

    さてさて、新生「こだいら探検隊」のテーマをどうしよう?と考えながら、この物語を再読して思ったこと、それは・・・大人だって夢と希望を運ぶ電車に乗りたい! そして・・・たまたまかもしれないけれど、この同じ小平のまちに住み、共に子育てし、PTA活動やイベントや、スポーツ・ランチ・お花見などを一緒に楽しみながら、近所のステキなお店やお買い得情報を交換したりするうちに、いつの間にか大切な友達関係ができていたんだな~ということ。今共に生きている地域の仲間こそが、自分の心に素直に向き合う勇気をくれ、夢や希望に心を向かわせてくれているかけがえのない存在!

    そこで!

    このコーナー「こだいら友・友」では「小平の仲間たち」をテーマに探検していきたいと思います!

    第一回は「うどん仲間」
    というのも、つい先日、ふるさと村で週末手打ちうどんを作られている「武蔵野手打ちうどん保存普及会」さんの取材をさせていただいたからです。

    この会はそもそも、国学院大学の博物館学教授で「うどん博士」といわれた加藤有次先生の手打ちうどん作り研究にはじまり、そこに集まった人たちと共に会を設立したのが昭和63年(1988年)のことでした。

    小平を含む武蔵野一帯は水田ができない土地で、陸稲、麦、稗、粟などを作って食べていたことから、うどんがこのあたりのハレの日のご馳走となりました。

    そう、うどんはお祝いの人寄せのご馳走ですから、新生「こだいら探検隊」にもぴったりの食べ物ですね。



    ▲ゆでた野菜を添えた「糧(かて)うどん」

    そうした「うどん文化」は博物館学の立派な研究対象でもあったようです。また、先生は『男のうどん学』『わが家はうどん主義!』という本も書かれています。

    加藤先生が亡くなられてからは、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」の皆さんがしっかりと引き継ぎ、ふるさと村で作ったり、地域の人や子どもたちに作り方を教えたりして小平のうどんを守っています。現在会員も募集中です!

       
    現会長の福田さんは、「小平糧うどんの魅力は、小平産の地粉を使い、うどんの基本を大事にしていること。自分で試行錯誤して、上手にできたりできなかったりしながら工夫することが楽しい」と話されていました。

    また、うどんが打てるようになると、蕎麦やラーメンや生パスタも材料を変えて少し工夫すると大体同じように作ることができてしまうそうです。
    「この間スパゲティーを打ったら家族に好評だったよ」なんてことをサラリと言える、手打ち麺を打てる男女って、なんだかカッコイイ!

    このほかにも、いくつかの手打ちうどん作りのグループがあります。
    津田公民館で活動している「玉川上水ウォッチング」の会さんは、毎月うどんを作って楽しむ会をされています。基本的に第四土曜日の10時~玉川上水ウォッチング、第一土曜日の10時~うどん作りで、だれでも参加できるそうです。

    もちろん、こうして自分で手打ちうどんを作るのは最高の贅沢ですが、そうしょっちゅうは無理ですよね。

    でも大丈夫!
    小平にはおいしい手打ちうどんのお店がたくさんあります!

     

    他にもまだまだたくさん…

    小平に来たら、何はともあれ伝統あるご馳走のうどんを一杯。
    そして小平市民の方、お近くの方、小平大好きな方、せっかくですから郷土のもてなし料理「武蔵野手打ちうどん」作りをマスターしてみませんか?

    幸いうどん仲間の多い小平では、機会はあっちこっちにころがっているようですよ♪

    それでは、次回はどんな小平の仲間たちとの出会いが待っているでしょうか?
    きっと素敵な出会いに違いありません。
    どうぞお楽しみに~♪
      

  • Posted by こだいらネット at 19:40Comments(11)こだいら友・友