2012年09月30日
小平藝術散歩
ずいぶんと過ごしやすくなりましたね。お散歩日和の頃になりました。
さて、お馴染みの小平花いつ姐さんと、夢見亭コダ平さん。今回は、秋の気配を感じながら、東大和市駅にいらっしゃるようですよ。
小平花いつ:ずいぶんとしのぎやすくなりましたね。小平花いつでございます。
夢見亭コダ平:涼しくなって、食欲も戻った夢見亭コダ平でございます。
花いつ:おまえさんの食欲がなかった時はないように思えるんだがねぇ。
さて、秋の行楽シーズン前に秋らしいお散歩コースをご紹介いたしましょう。
さて、秋と言ったら?
コダ平:食欲の秋!
花いつ:うんうん、他には?
コダ平:実りの秋。
花いつ:他には?
コダ平:食べ物の秋。
花いつ:だから、他には?
コダ平:美味しい秋。
花いつ:おまえさんの頭には、食べることっきゃないのかい?
「読書の秋」、「スポーツの秋」そして「芸術の秋」なんて言うだろう?
コダ平:へぇ、今どきのことばですかい?
花いつ:昔から言うんだよ。
で、今回は、ここ東大和市駅から小平藝術散歩といくよ。
青梅街道を東へと歩こう。
コダ平:へ~い。あんまり腹にたまりそうじゃあないなぁ。
花いつ:やれやれ、こんなこともあろうかと先ずはこちら。
コダ平:お、こちらは金メダリストも大好き「ブラックサンダー」で有名な。
花いつ:そう有楽製菓さま。
コダ平:でも、こちらは本社さまですよね。お菓子買えるんですか?
花いつ:正門から入った少し先の左にほら。
コダ平:わー!買える窓口だぁー!
花いつ:今はまだ種類が少ないけど、10月1日からは種類も増えるそうだからね。
コダ平:そうなんですかぁー。10月になったらまためぇりやすよ。
花いつ:さあ、お菓子与えといたから、しばらくは保つだろう。
コダ平:(モグモグ)え?なんかおっしゃいましたかい?(モグモグ)
花いつ:いえいえ、何も。
さあ、立川通りへ抜けて上宿緑地から小川1丁目保存樹林地「ふれあいの林」。それほど広くはない場所だけれど、武蔵野の面影を再現。小川用水も活きてるね。
この小川用水をさかのぼると、あらわれまするは彫刻の谷緑道。
用水沿いを歩きながら武蔵野美術大学の学生さんの作品を拝見できるってご趣向さ。
コダ平:わー、あれなんかいいですねぇ。
花いつ:おやおや、おまえさんにも彫刻の好みがおありかい?
コダ平:あれがチョコレートだったら、さぞや食べでがあろうかと。
花いつ:やれやれ、それかい。
コダ平:緑と用水と彫刻もようございましたが、そろそろー。
花いつ:ああ、昼餉だろ。立川通りをちょいと入った めん処 松根さま。
テレビ番組でも時々紹介されているから、おまえさんもご存じだろう?
コダ平:へいへい!ご存じも何も、おうかがいしたいと思ってましたよ。
花いつ:あたしは郷土食の糧うどんを頂戴しよう。地粉の風味が活きたおうどんが嬉しいねぇ。
コダ平:おいらはお昼のセットでがっつりといただきます。
花いつ:こちらのお店は、こだいらオープンガーデンにご参加の森田さまのお庭にあるんだよ。
カモミールが有名だけれど、それぞれの季節のお花を楽しめるねぇ。
コダ平:お花がのびのびと咲いて、気持ちものびのびいたしやす。
花いつ:おまえさんがそれ以上のびのびしたらどうなるかとちょいと案じられるけど、まあ、いい。オープンガーデンを抜けて玉川上水沿いへ行こう。
コダ平:へい。
花いつ:7月のお散歩で歩いた道だけれど、空気が違うねぇ。
(7月の小平水散歩西域編はこちら)
コダ平:2か月分、季節も進みやした。
花いつ:さて、上水公園を左に折れるとこちらが武蔵野美術大学さま。
コダ平:お、学食でなにか頂戴できるんですか?
花いつ:今、おうどんをいただいたばかりだろ。
今日はこちらの武蔵野美術大学美術館におじゃましよう。
(展示の案内はクリックすると大きく表示されます)
コダ平:さすがは美術大学。美術館をお持ちでやんすか。
花いつ: 繊維素材をお使いの立体造形は、じっと見ていると流水に見えたり、隠れている動物の目のように見えたりと不思議な世界だったね。それから綿密な博物図譜。写真のない時代にゃ、こんなふうに画に書いていたんだね。動植物の細密な描きぶりもきれいだし、解体新書も興味深かったよ。
コダ平、どうだったかい?
コダ平:へい、博物図譜の魚がうまそうでした。
花いつ:こうまでブレないのは、ある意味大したもんだ。
コダ平:政治家の皆様も夢見亭コダ平を見習っていただきたいものだと。
花いつ:それはそれで、目も当てられないことになりそうだよ。
コダ平:鷹の台駅がお近くなりましたが、先ほどのおうどんも、もうこなれたようでして。
花いつ:はいはい、わかったよ。こちら喫茶シントンさまにお邪魔しよう。
コダ平:おー!落ち着いた雰囲気ですね。
花いつ:こちらのお店には、先ほどお邪魔した武蔵野美術大学の学生さんたちの作品が展示してあるんだよ。小平藝術散歩の締めにゃあぴったりだろ。
コダ平:えーっとおいらは、ケーキセット!
花いつ:ダメだ、聞いちゃいないよ。
コダ平:いや、しかし、姐さん「芸術の秋」ってぇのもなかなか良いもんですね。
花いつ:おや、意外な感想を聞けたね。
で、どこが良かったんだい?
コダ平:芸術を見て歩くと、そのあとのおまんまが美味い!
花いつ:ありゃあ、それかい!
あくまでもマイペースなコダ平さんでした。
秋の行楽シーズン。歩いて、観て、感動して、美味しいものをいただいてと、小平市で欲張りな秋の芸術散歩はいかがでしょうか?
では、今回のお散歩コースの動画と立ち寄りポイントの情報をどうぞ。
-今回のコースと立ち寄りポイント情報と地図-
①東大和市駅
②有楽製菓
所在地:小平市小川町1-94
売店開店:月-金8:00-17:30(土曜営業の場合もあり)
公式サイトはこちら
③小川1丁目保存樹林地「ふれあいの林」
所在地:小川1丁目
最寄りの上宿図書館の地図はこちら
④彫刻の谷緑道
所在地:小平市小川町1丁目
立川通り、小川用水周辺
小平市によるサイトはこちら
⑤めん処 松根
所在地:小平市小川町1-423
営業時間:11:00-17:00 (LO16:30)売切れ次第終了
定休日:木曜日
公式サイトはこちら
⑥森田邸(こだいらオープンガーデン)
所在地:小平市小川町1-647-3
こだいらオープンガーデンの地図サイトはこちら
(リンク先地図の「1」)
⑦武蔵野美術大学美術館
開館時間:月-金10:00-18:00 土、特別開館日 10:00-17:00
休館日:日曜、祝日、展示替期間
公式サイトはこちら
⑧シントン
営業:11:30-18:00(夜のイベントの場合は延長)
定休日:隔週月曜日(日にちはお店に問い合わせを)
公式サイトはこちら
⑨鷹の台駅
地図1
①東大和市駅→②有楽製菓→③小川1丁目保存樹林地「ふれあいの林」→④彫刻の谷緑道→⑤めん処松根→⑥こだいらオープンガーデン森田邸→⑦武蔵野美術大学美術館
←クリックすると大きく表示されます。
徒歩およそ1時間30分。見学、食事などの時間は含みません。
地図2
⑦武蔵野美術大学美術館→⑧シントン→⑨鷹の台駅
←クリックすると大きく表示されます。
徒歩およそ40分。見学、食事などの時間は含みません。
さて、お馴染みの小平花いつ姐さんと、夢見亭コダ平さん。今回は、秋の気配を感じながら、東大和市駅にいらっしゃるようですよ。
小平花いつ:ずいぶんとしのぎやすくなりましたね。小平花いつでございます。
夢見亭コダ平:涼しくなって、食欲も戻った夢見亭コダ平でございます。
花いつ:おまえさんの食欲がなかった時はないように思えるんだがねぇ。
さて、秋の行楽シーズン前に秋らしいお散歩コースをご紹介いたしましょう。
さて、秋と言ったら?
コダ平:食欲の秋!
花いつ:うんうん、他には?
コダ平:実りの秋。
花いつ:他には?
コダ平:食べ物の秋。
花いつ:だから、他には?
コダ平:美味しい秋。
花いつ:おまえさんの頭には、食べることっきゃないのかい?
「読書の秋」、「スポーツの秋」そして「芸術の秋」なんて言うだろう?
コダ平:へぇ、今どきのことばですかい?
花いつ:昔から言うんだよ。
で、今回は、ここ東大和市駅から小平藝術散歩といくよ。
青梅街道を東へと歩こう。
コダ平:へ~い。あんまり腹にたまりそうじゃあないなぁ。
花いつ:やれやれ、こんなこともあろうかと先ずはこちら。
コダ平:お、こちらは金メダリストも大好き「ブラックサンダー」で有名な。
花いつ:そう有楽製菓さま。
コダ平:でも、こちらは本社さまですよね。お菓子買えるんですか?
花いつ:正門から入った少し先の左にほら。
コダ平:わー!買える窓口だぁー!
花いつ:今はまだ種類が少ないけど、10月1日からは種類も増えるそうだからね。
コダ平:そうなんですかぁー。10月になったらまためぇりやすよ。
花いつ:さあ、お菓子与えといたから、しばらくは保つだろう。
コダ平:(モグモグ)え?なんかおっしゃいましたかい?(モグモグ)
花いつ:いえいえ、何も。
さあ、立川通りへ抜けて上宿緑地から小川1丁目保存樹林地「ふれあいの林」。それほど広くはない場所だけれど、武蔵野の面影を再現。小川用水も活きてるね。
この小川用水をさかのぼると、あらわれまするは彫刻の谷緑道。
用水沿いを歩きながら武蔵野美術大学の学生さんの作品を拝見できるってご趣向さ。
コダ平:わー、あれなんかいいですねぇ。
花いつ:おやおや、おまえさんにも彫刻の好みがおありかい?
コダ平:あれがチョコレートだったら、さぞや食べでがあろうかと。
花いつ:やれやれ、それかい。
コダ平:緑と用水と彫刻もようございましたが、そろそろー。
花いつ:ああ、昼餉だろ。立川通りをちょいと入った めん処 松根さま。
テレビ番組でも時々紹介されているから、おまえさんもご存じだろう?
コダ平:へいへい!ご存じも何も、おうかがいしたいと思ってましたよ。
花いつ:あたしは郷土食の糧うどんを頂戴しよう。地粉の風味が活きたおうどんが嬉しいねぇ。
コダ平:おいらはお昼のセットでがっつりといただきます。
花いつ:こちらのお店は、こだいらオープンガーデンにご参加の森田さまのお庭にあるんだよ。
カモミールが有名だけれど、それぞれの季節のお花を楽しめるねぇ。
コダ平:お花がのびのびと咲いて、気持ちものびのびいたしやす。
花いつ:おまえさんがそれ以上のびのびしたらどうなるかとちょいと案じられるけど、まあ、いい。オープンガーデンを抜けて玉川上水沿いへ行こう。
コダ平:へい。
花いつ:7月のお散歩で歩いた道だけれど、空気が違うねぇ。
(7月の小平水散歩西域編はこちら)
コダ平:2か月分、季節も進みやした。
花いつ:さて、上水公園を左に折れるとこちらが武蔵野美術大学さま。
コダ平:お、学食でなにか頂戴できるんですか?
花いつ:今、おうどんをいただいたばかりだろ。
今日はこちらの武蔵野美術大学美術館におじゃましよう。
(展示の案内はクリックすると大きく表示されます)
コダ平:さすがは美術大学。美術館をお持ちでやんすか。
花いつ: 繊維素材をお使いの立体造形は、じっと見ていると流水に見えたり、隠れている動物の目のように見えたりと不思議な世界だったね。それから綿密な博物図譜。写真のない時代にゃ、こんなふうに画に書いていたんだね。動植物の細密な描きぶりもきれいだし、解体新書も興味深かったよ。
コダ平、どうだったかい?
コダ平:へい、博物図譜の魚がうまそうでした。
花いつ:こうまでブレないのは、ある意味大したもんだ。
コダ平:政治家の皆様も夢見亭コダ平を見習っていただきたいものだと。
花いつ:それはそれで、目も当てられないことになりそうだよ。
コダ平:鷹の台駅がお近くなりましたが、先ほどのおうどんも、もうこなれたようでして。
花いつ:はいはい、わかったよ。こちら喫茶シントンさまにお邪魔しよう。
コダ平:おー!落ち着いた雰囲気ですね。
花いつ:こちらのお店には、先ほどお邪魔した武蔵野美術大学の学生さんたちの作品が展示してあるんだよ。小平藝術散歩の締めにゃあぴったりだろ。
コダ平:えーっとおいらは、ケーキセット!
花いつ:ダメだ、聞いちゃいないよ。
コダ平:いや、しかし、姐さん「芸術の秋」ってぇのもなかなか良いもんですね。
花いつ:おや、意外な感想を聞けたね。
で、どこが良かったんだい?
コダ平:芸術を見て歩くと、そのあとのおまんまが美味い!
花いつ:ありゃあ、それかい!
あくまでもマイペースなコダ平さんでした。
秋の行楽シーズン。歩いて、観て、感動して、美味しいものをいただいてと、小平市で欲張りな秋の芸術散歩はいかがでしょうか?
では、今回のお散歩コースの動画と立ち寄りポイントの情報をどうぞ。
-今回のコースと立ち寄りポイント情報と地図-
①東大和市駅
②有楽製菓
所在地:小平市小川町1-94
売店開店:月-金8:00-17:30(土曜営業の場合もあり)
公式サイトはこちら
③小川1丁目保存樹林地「ふれあいの林」
所在地:小川1丁目
最寄りの上宿図書館の地図はこちら
④彫刻の谷緑道
所在地:小平市小川町1丁目
立川通り、小川用水周辺
小平市によるサイトはこちら
⑤めん処 松根
所在地:小平市小川町1-423
営業時間:11:00-17:00 (LO16:30)売切れ次第終了
定休日:木曜日
公式サイトはこちら
⑥森田邸(こだいらオープンガーデン)
所在地:小平市小川町1-647-3
こだいらオープンガーデンの地図サイトはこちら
(リンク先地図の「1」)
⑦武蔵野美術大学美術館
開館時間:月-金10:00-18:00 土、特別開館日 10:00-17:00
休館日:日曜、祝日、展示替期間
公式サイトはこちら
⑧シントン
営業:11:30-18:00(夜のイベントの場合は延長)
定休日:隔週月曜日(日にちはお店に問い合わせを)
公式サイトはこちら
⑨鷹の台駅
地図1
①東大和市駅→②有楽製菓→③小川1丁目保存樹林地「ふれあいの林」→④彫刻の谷緑道→⑤めん処松根→⑥こだいらオープンガーデン森田邸→⑦武蔵野美術大学美術館
←クリックすると大きく表示されます。
徒歩およそ1時間30分。見学、食事などの時間は含みません。
地図2
⑦武蔵野美術大学美術館→⑧シントン→⑨鷹の台駅
←クリックすると大きく表示されます。
徒歩およそ40分。見学、食事などの時間は含みません。
Posted by こだいらネット at 00:00│Comments(1)
│小平歩き
この記事へのコメント
秋ですね~散歩にぴったりの季節です。これまでの散歩コースを参考に、歩き回ろうと思っています。
Posted by タマヤー at 2012年10月02日 13:34