2012年10月10日
アートのまち こだいら!
小平のまちの中でふとアートを見つけると、
武蔵野美術大学の学生さんによるものだったりします。
暮らしを彩るアートや、さまざまなものづくり、まちづくりのデザインは人間にとって欠かせないもの。
そんな分野で将来活躍したいという芸術家、デザイナーの卵たちが集う大学のあるまち小平は、実はとってもアートに恵まれているのです!
小川町にある武蔵野美術大学のはじまりは1929年開校の帝国美術学校(吉祥寺)。1961年に鷹の台校が開設され、1969年に全学が統合されました。官立のアカデミズムから距離をおいた自由な校風を目指して創立され、今に受け継がれています。
武蔵野美術大学正門
遠くからも目立つ美大の建物。 正門の反対側にはこんなにのどかな風景が。
学内には美術館、図書館、民俗資料室などがあり、さまざまな展覧会や催し物があります。
なんと、学外の人も無料で見られるものが多いのです。
アートとファッション、雑誌「ヴィジョネア」の挑戦
9月から図書館展示室で開催中のこの展覧会は、ニューヨーク発の実験雑誌「ヴィジョネア」を紹介するもの。
1991年に20代の写真家・編集者のスティーブン・ガンらによって創刊され、アートからファッションまで多彩なコラボレーションによる挑戦的なブックデザインが世界中から注目されています。
インクを使用しない雑誌、フリップブック(パラパラ漫画)、アーティストの作品ができるジグゾーパズル、ギネスにも認定された「世界一大きな雑誌」など、その形もさまざま。枠にとらわれない発想はとても刺激的で、ワクワクさせてくれます。
図書館展示室にて、12月1日まで。
アートとファッション、雑誌「ヴィジョネア」の挑戦
思わず入りたくなる美しい図書館。こんな図書館なら勉強もはかどりそう。
美術館の展示室2、3は展示替え中。
10月22日から、「近現代のブックデザイン考Ⅰ 書物にとっての美」
「斎藤國靖<仮説>としての絵画」が始まります。
「タイポグラフィ教育1」展
文字は情報伝達に欠かせないものですが、ことばの意味だけでなく、さまざまにデザインされた文字の表現がコミュニケーションの中で大きな役割を果たしています。そうした文字を使った表現の教育を紹介するのがこの展覧会。武蔵野美術大学で長年タイポグラフィ教育を主導された大町尚友氏の講義を受講した学生の課題作品や、世界で活躍する卒業生の作品を見ることができます。レタリング、タイプフェイス(書体)、ロゴなどの文字表現がどのように生まれるのか、いつの間にか身の回りに溢れている文字表現のおもしろさにも気づかせてくれます。
美術館展示室1にて、10月20日まで。
「タイポグラフィ教育1」展
口と穴を考える
え?いったい何??と思ってしまいますが、生活用具である「うつわ」のさまざまな「口と穴」を考える展覧会なのですね。
なにげない身の周りの器でも、こうして見ると奥が深いのであります。
そして、さまざまに工夫された器やそれらを観察する眼差しに、ものに向けられた愛情を感じます。
民俗資料室は日本を代表する民俗学者・宮本常一教授主宰の「生活文化研究会」による民具収集に始まり、現在ではやきもの、信仰用具、布、郷土玩具など約9万点もの民俗資料を収蔵。少しずつテーマに沿った展示を行っています。
民俗資料室ギャラリー(13号館2階)にて、10月29日まで。
口と穴を考える
ありのままに感じる! とにかく楽しい芸術祭へ!
10月27日~29日
ムサビの芸術祭MAU ART FESTIVALが目前に迫ってきました。今年のテーマは「民族」。
「表現するってとても原始的な衝動なんです。」
昔の人々は感動を表したり功績を残したりするため、“描く”“彫る”“書き記す”を誰もがごく当たり前にしてきました。ムサビ生は表現することが大好きな『MAU族』。そんな姿を通して、表現するということはもっと身近で当たり前のことだと感じてほしい。考えるより感じる芸祭。
こんなコンセプトの芸祭、だれもが楽しめそうじゃありませんか?
準備もいよいよラストスパート、学内では暗くなってからも制作が進められています。
作品展や販売、模擬店、恒例の男神輿・女神輿、ライブ、映像、パフォーマンスなどお楽しみがいっぱいの3日間。私はとくにフィナーレのVoxelのプロジェクションマッピング(建物に映像を投影する空間演出)を見てみたいです。
お近くの方は行かなきゃ損ですよ~!
もうひとつ、行かなきゃ損な特別展!
平櫛田中 展 小平市制施行50周年、平櫛田中生誕140年記念
10月21日まで!
玉川上水の風景が気に入って98歳の時に小平に移り住み、107歳で大往生を遂げた彫刻家、平櫛田中の生涯の仕事を振り返る特別展を開催中です。作風の変化、田中の世界をたっぷりと堪能できる展覧会。ここは晩年を過ごした住居でもあり、巨匠の見事な生き様、パワーを感じて元気をいただけます!
平櫛田中展
足達千恵子
武蔵野美術大学の学生さんによるものだったりします。
暮らしを彩るアートや、さまざまなものづくり、まちづくりのデザインは人間にとって欠かせないもの。
そんな分野で将来活躍したいという芸術家、デザイナーの卵たちが集う大学のあるまち小平は、実はとってもアートに恵まれているのです!
小川町にある武蔵野美術大学のはじまりは1929年開校の帝国美術学校(吉祥寺)。1961年に鷹の台校が開設され、1969年に全学が統合されました。官立のアカデミズムから距離をおいた自由な校風を目指して創立され、今に受け継がれています。
武蔵野美術大学正門
遠くからも目立つ美大の建物。 正門の反対側にはこんなにのどかな風景が。
学内には美術館、図書館、民俗資料室などがあり、さまざまな展覧会や催し物があります。
なんと、学外の人も無料で見られるものが多いのです。
アートとファッション、雑誌「ヴィジョネア」の挑戦
9月から図書館展示室で開催中のこの展覧会は、ニューヨーク発の実験雑誌「ヴィジョネア」を紹介するもの。
1991年に20代の写真家・編集者のスティーブン・ガンらによって創刊され、アートからファッションまで多彩なコラボレーションによる挑戦的なブックデザインが世界中から注目されています。
インクを使用しない雑誌、フリップブック(パラパラ漫画)、アーティストの作品ができるジグゾーパズル、ギネスにも認定された「世界一大きな雑誌」など、その形もさまざま。枠にとらわれない発想はとても刺激的で、ワクワクさせてくれます。
図書館展示室にて、12月1日まで。
アートとファッション、雑誌「ヴィジョネア」の挑戦
思わず入りたくなる美しい図書館。こんな図書館なら勉強もはかどりそう。
美術館の展示室2、3は展示替え中。
10月22日から、「近現代のブックデザイン考Ⅰ 書物にとっての美」
「斎藤國靖<仮説>としての絵画」が始まります。
「タイポグラフィ教育1」展
文字は情報伝達に欠かせないものですが、ことばの意味だけでなく、さまざまにデザインされた文字の表現がコミュニケーションの中で大きな役割を果たしています。そうした文字を使った表現の教育を紹介するのがこの展覧会。武蔵野美術大学で長年タイポグラフィ教育を主導された大町尚友氏の講義を受講した学生の課題作品や、世界で活躍する卒業生の作品を見ることができます。レタリング、タイプフェイス(書体)、ロゴなどの文字表現がどのように生まれるのか、いつの間にか身の回りに溢れている文字表現のおもしろさにも気づかせてくれます。
美術館展示室1にて、10月20日まで。
「タイポグラフィ教育1」展
口と穴を考える
え?いったい何??と思ってしまいますが、生活用具である「うつわ」のさまざまな「口と穴」を考える展覧会なのですね。
なにげない身の周りの器でも、こうして見ると奥が深いのであります。
そして、さまざまに工夫された器やそれらを観察する眼差しに、ものに向けられた愛情を感じます。
民俗資料室は日本を代表する民俗学者・宮本常一教授主宰の「生活文化研究会」による民具収集に始まり、現在ではやきもの、信仰用具、布、郷土玩具など約9万点もの民俗資料を収蔵。少しずつテーマに沿った展示を行っています。
民俗資料室ギャラリー(13号館2階)にて、10月29日まで。
口と穴を考える
ありのままに感じる! とにかく楽しい芸術祭へ!
10月27日~29日
ムサビの芸術祭MAU ART FESTIVALが目前に迫ってきました。今年のテーマは「民族」。
「表現するってとても原始的な衝動なんです。」
昔の人々は感動を表したり功績を残したりするため、“描く”“彫る”“書き記す”を誰もがごく当たり前にしてきました。ムサビ生は表現することが大好きな『MAU族』。そんな姿を通して、表現するということはもっと身近で当たり前のことだと感じてほしい。考えるより感じる芸祭。
こんなコンセプトの芸祭、だれもが楽しめそうじゃありませんか?
準備もいよいよラストスパート、学内では暗くなってからも制作が進められています。
作品展や販売、模擬店、恒例の男神輿・女神輿、ライブ、映像、パフォーマンスなどお楽しみがいっぱいの3日間。私はとくにフィナーレのVoxelのプロジェクションマッピング(建物に映像を投影する空間演出)を見てみたいです。
お近くの方は行かなきゃ損ですよ~!
もうひとつ、行かなきゃ損な特別展!
平櫛田中 展 小平市制施行50周年、平櫛田中生誕140年記念
10月21日まで!
玉川上水の風景が気に入って98歳の時に小平に移り住み、107歳で大往生を遂げた彫刻家、平櫛田中の生涯の仕事を振り返る特別展を開催中です。作風の変化、田中の世界をたっぷりと堪能できる展覧会。ここは晩年を過ごした住居でもあり、巨匠の見事な生き様、パワーを感じて元気をいただけます!
平櫛田中展
足達千恵子
2012年09月10日
こだいら環境フェスティバル
例年秋になると「こだいらエコフェスティバル」が開催されますが、今年は小平市制施行50周年記念事業として9月8日(土)、
こだいら環境フェスティバルがいつもより大規模に賑やかに開催されました!
会場は中央公園とふれあい下水道館です。
中央公園には青空の下のフリーマーケットのほか環境関連のブースが並び、特設ステージではダンス、バンド演奏、詩吟などが次々披露されてイベントを盛り上げました。
フリーマーケット
バンド演奏(Big市川&B3) ぶるべーも応援に来てくれました♪
よりよい環境をつくるためにはごみの量を減らすことが大切ですが、
そのために小平市はいろいろなものをリサイクルしています。
粗大ごみとして回収したものの中でもまだきれいで使えそうなものは、優良粗大ごみとしてリサイクル。
普段リプレこだいらで展示販売されていますが、フェスティバルでは希望者に抽選で無料配布されました。
優良粗大ごみをリサイクル!
昨年度から取り組みが始まったのが、陶磁器のリサイクルです。
不要な陶磁器製食器を回収し、きれいなものは安価で販売したり、東北の被災地に寄贈したりしました。
そのまま使えないもののうちリサイクルできるものは、陶磁器のリサイクル工場で粉砕されて新しい器に生まれ変わります。
生ごみを食物資源ととらえてリサイクル(たい肥化)に取り組んでいるのが食物資源循環モデル事業です。
会場では食べ物や飲み物も販売されましたが、環境フェスティバルならではの仕組みがデポジット方式。食器を洗って返却すると代金の一部が戻ってきます。
右はデポジット方式のアイスコーヒー屋さん。シロップやミルクも大きなパックから自分で注ぐのでエコです。飲み終わったら、左の洗い場で自分でコップを洗って返却すると、50円が戻ってきてとってもおトク!
こだいら菜の花プロジェクトで作られた「小平のなたね油」を売っていました。
農地を活用して資源を循環させる試みです。
環境にやさしいリユースびん。形がそろっていてきれいですね!
太陽光発電やエネルギー関係のブースもいろいろありました。
太陽光発電に取り組む人・関心のある人がつながり、情報交換や発信をしている太陽光発電所ネットワーク、市民発電所をつくろうと呼びかけるこだいらソーラー、東京都環境局の太陽エネルギー見本市、東京ガスライフバルなど。
小平市と市民の環境へのさまざまな取り組みにふれることができた一日でした。
ものを大切に使い、ごみを減らし、豊かな緑の中でていねいに暮らしを紡ぐ。
そんなまちにしていけば、小平のファンはもっともっと増えるのでは?
そしてできれば来年もまた、広々とした中央公園の緑の風に吹かれながら環境フェスティバルが開催されるといいな~と思います。
足達千恵子
こだいら環境フェスティバルがいつもより大規模に賑やかに開催されました!
会場は中央公園とふれあい下水道館です。
中央公園には青空の下のフリーマーケットのほか環境関連のブースが並び、特設ステージではダンス、バンド演奏、詩吟などが次々披露されてイベントを盛り上げました。
フリーマーケット
バンド演奏(Big市川&B3) ぶるべーも応援に来てくれました♪
よりよい環境をつくるためにはごみの量を減らすことが大切ですが、
そのために小平市はいろいろなものをリサイクルしています。
粗大ごみとして回収したものの中でもまだきれいで使えそうなものは、優良粗大ごみとしてリサイクル。
普段リプレこだいらで展示販売されていますが、フェスティバルでは希望者に抽選で無料配布されました。
優良粗大ごみをリサイクル!
昨年度から取り組みが始まったのが、陶磁器のリサイクルです。
不要な陶磁器製食器を回収し、きれいなものは安価で販売したり、東北の被災地に寄贈したりしました。
そのまま使えないもののうちリサイクルできるものは、陶磁器のリサイクル工場で粉砕されて新しい器に生まれ変わります。
生ごみを食物資源ととらえてリサイクル(たい肥化)に取り組んでいるのが食物資源循環モデル事業です。
会場では食べ物や飲み物も販売されましたが、環境フェスティバルならではの仕組みがデポジット方式。食器を洗って返却すると代金の一部が戻ってきます。
右はデポジット方式のアイスコーヒー屋さん。シロップやミルクも大きなパックから自分で注ぐのでエコです。飲み終わったら、左の洗い場で自分でコップを洗って返却すると、50円が戻ってきてとってもおトク!
こだいら菜の花プロジェクトで作られた「小平のなたね油」を売っていました。
農地を活用して資源を循環させる試みです。
環境にやさしいリユースびん。形がそろっていてきれいですね!
太陽光発電やエネルギー関係のブースもいろいろありました。
太陽光発電に取り組む人・関心のある人がつながり、情報交換や発信をしている太陽光発電所ネットワーク、市民発電所をつくろうと呼びかけるこだいらソーラー、東京都環境局の太陽エネルギー見本市、東京ガスライフバルなど。
小平市と市民の環境へのさまざまな取り組みにふれることができた一日でした。
ものを大切に使い、ごみを減らし、豊かな緑の中でていねいに暮らしを紡ぐ。
そんなまちにしていけば、小平のファンはもっともっと増えるのでは?
そしてできれば来年もまた、広々とした中央公園の緑の風に吹かれながら環境フェスティバルが開催されるといいな~と思います。
足達千恵子
2012年08月10日
灯りまつり 2012
8月4日(土)は灯りまつりでした。
灯りまつりは平成18年に始まった小平の真夏のイベントで、今年で7回目になります。
手作りの灯ろうに思い思いの絵を描き、言葉を書き、ずら~っと並べて中のキャンドルに火をを灯します。
初年度は、小平駅から小平ふるさと村までのグリーンロードの一角で始まりました。
それが年々数を増やし、会場が広がり、多くの市民が参加するまつりに育っています。
小平市の灯りまつりのページ
今年は中央公園の会場へ出かけました。
心配された雨も上がり、浴衣姿の人も含めたくさんの老若男女が繰り出していました。
灯ろうは、伝統の地口(じぐち)灯ろうの流れをくんだものです。地口というのは駄洒落の一種で、お祭りの日に各家でじっくり考えた駄洒落を灯ろうに書いて家の前に出したものだそうです。小平の古い農家の方々はそんな遊び心に溢れていたのですね。
たとえば、4月の八雲祭で神明宮に飾られていた灯ろうはこんな感じでした。
夏の灯りまつりの灯ろうはこんな感じです。
灯りまつりには様々なグループや個人が参加しています。学校、各種サークル、自治会、商店街、郵便局、青少年団体等々。
グループで集まったり声を掛け合って灯ろう作りを楽しみ、おまつり当日に持ち寄って並べ、会場を見て回ってまた楽しむ。
市民手づくりのおまつりなのです。
絵の上手下手は関係ありません。日が暮れて、たくさんの灯ろうに火が灯ると、それだけで幻想的なムードになります。
ムードを楽しむだけでもいいのですが、ひとつひとつの灯ろうをよく見ると、そこには素敵なメッセージが込められていたり、思わず笑ってしまう言葉があったりします。子どもたちが一生懸命に描いた絵にはパワーが溢れ、絵手紙風の墨彩画に心和みます。
なかにはこんな立体的な作品も。灯ろうの可能性は無限にありそうですね!
灯ろうをひとつひとつ見て回って鑑賞するのもいいですが、やはりおまつりといえば・・・屋台です!
わたあめ、かき氷、ちじみ、タピオカ、ジュース、ビール、金魚すくい・・・♪
残念ながら見損ねてしまいましたが、夕方にはダンスのステージなどもありました。
そして、灯りまつりから帰宅してネットを見ると、あの人もこの人もあちこちの会場に出かけ、写真や感想をアップしていました。
こんな風に地域を限らず、年齢も超えて、あらゆる市民が参加できるおまつりは以前はなかったのではないでしょうか。
実は私もひとつ、灯ろうを作りました。どこにあったかは・・・ナイショです。(笑)
足達千恵子
灯りまつりは平成18年に始まった小平の真夏のイベントで、今年で7回目になります。
手作りの灯ろうに思い思いの絵を描き、言葉を書き、ずら~っと並べて中のキャンドルに火をを灯します。
初年度は、小平駅から小平ふるさと村までのグリーンロードの一角で始まりました。
それが年々数を増やし、会場が広がり、多くの市民が参加するまつりに育っています。
小平市の灯りまつりのページ
今年は中央公園の会場へ出かけました。
心配された雨も上がり、浴衣姿の人も含めたくさんの老若男女が繰り出していました。
灯ろうは、伝統の地口(じぐち)灯ろうの流れをくんだものです。地口というのは駄洒落の一種で、お祭りの日に各家でじっくり考えた駄洒落を灯ろうに書いて家の前に出したものだそうです。小平の古い農家の方々はそんな遊び心に溢れていたのですね。
たとえば、4月の八雲祭で神明宮に飾られていた灯ろうはこんな感じでした。
夏の灯りまつりの灯ろうはこんな感じです。
灯りまつりには様々なグループや個人が参加しています。学校、各種サークル、自治会、商店街、郵便局、青少年団体等々。
グループで集まったり声を掛け合って灯ろう作りを楽しみ、おまつり当日に持ち寄って並べ、会場を見て回ってまた楽しむ。
市民手づくりのおまつりなのです。
絵の上手下手は関係ありません。日が暮れて、たくさんの灯ろうに火が灯ると、それだけで幻想的なムードになります。
ムードを楽しむだけでもいいのですが、ひとつひとつの灯ろうをよく見ると、そこには素敵なメッセージが込められていたり、思わず笑ってしまう言葉があったりします。子どもたちが一生懸命に描いた絵にはパワーが溢れ、絵手紙風の墨彩画に心和みます。
なかにはこんな立体的な作品も。灯ろうの可能性は無限にありそうですね!
灯ろうをひとつひとつ見て回って鑑賞するのもいいですが、やはりおまつりといえば・・・屋台です!
わたあめ、かき氷、ちじみ、タピオカ、ジュース、ビール、金魚すくい・・・♪
残念ながら見損ねてしまいましたが、夕方にはダンスのステージなどもありました。
そして、灯りまつりから帰宅してネットを見ると、あの人もこの人もあちこちの会場に出かけ、写真や感想をアップしていました。
こんな風に地域を限らず、年齢も超えて、あらゆる市民が参加できるおまつりは以前はなかったのではないでしょうか。
実は私もひとつ、灯ろうを作りました。どこにあったかは・・・ナイショです。(笑)
足達千恵子
2012年07月10日
夏のはじまりを告げる 市民ふれあい音楽祭
7月8日(日)午後、ルネこだいら中ホールで行われた第21回市民ふれあい音楽祭(主催:小平商工会/小平市文化振興財団)に行ってまいりました。
オープニングを飾るのは、小平市民オペラ協会。
ヨハンシュトラウス二世のオペレッタ「こうもり」の舞踏会シーンから
「♪ 時は過ぎやすく、人は老いやすい。われらの合言葉、遊べ、遊べ、遊びまくろう!」
・・と、底抜けに明るい歌で、会場はいっきに軽やかで楽しい雰囲気に。
それにしても、小平にオペラ協会があったとはびっくりです。
2番目は、昨年のファン投票1位で今年の出場権を獲得したTwinkle Bells。小学校のPTAのお母さんたちが作ったミュージックベルとトーンチャイムの同好会です。「猫ふんじゃった」、「黒ねこのタンゴ」はネコのコスチュームでかわいく、「サンタルチア」は衣装を変えて涼しげに。「みんなの音を大切につなげ、ひとつの曲に仕上げていく楽しさ」が伝わってきました。
3番目は鷹取淑子さんのピアノ独奏でショパン作曲「スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31」。
60代という年齢を重ねて、ますます音楽に対する思いが深まっていっているそうです。
「道は遠いのですが、少しづつでも前に進みたいと願って日々稽古を続けています。」
流れるような力強い演奏が心に響きました。
4番目の輝はミュージカルを自分たちで演出して歌っているグループです。本日の演目は「オペラ座の怪人」より「THINK OF ME」、「THE MUSIC OF THE NIGHT」。約150年前のパリ・オペラ座を舞台にした愛の物語を堂々と歌いあげ、ロマンチックな世界に誘ってくれました。
ここで休憩を挟んで後半へ。
後半トップ(5番目)は、ふれあい音楽祭常連ののんちゃんバンド。演奏するのは軽やかなジャズナンバーの「Chikin」、「Watermelon man」、「Quizas Quizas Quizas」です。トークを交えて会場の心をつかみながらの演奏はさすが、余裕を感じさせてくれました。
6番目はPrimrose(プリムローズ)。「三度の飯よりも音楽が好き」な主婦3人組で、高校の同級生やご近所さんと5年前から活動を始めたそうです。曲は「銀座カンカン娘」、「我が祖国」+「You are my sunshine」、「また会える日まで」。明るく楽しい演奏で、「北海道から沖縄まで、阪神も東北も我が祖国。がんばろう日本!」とメッセージを送ってくれました。
7番目は中学2年生の林亮佑さん。自分で作曲したピアノソロのオリジナル曲「リメンブラス」~追憶~です。
「洗練された作品で演奏もぴか一」と司会の西山さん(小平青少年吹奏楽団長)のコメントがありました。
これからも才能を大切に伸ばしていってください!
8番目は子育て真っ最中のママたちのゴスペルサークル、ブリリアントスターズ。子連れで参加できるサークルということで、舞台にも赤ちゃんをおんぶしたお母さんや小さなお子さんの姿がありました。
「ママになっても自分が輝く時間をもつと生活に張りが出てきます。」
ママたちが子育てだけに引きこもるのではなく、「子育ても音楽も一緒にやれば両方一度にできる」という逆転の発想がすばらしいですね。曲は「Oh happy day」「My life is ㏌ your hands」。
力強いママたちの歌声に圧倒されました。母は強し!
ここまでで審査対象の演奏は終わりですが、
ラストに本日演奏準備などの裏方を務めた小平青少年吹奏楽団がゲストとして演奏しました。
演目は「雷神」と懐かしい歌のメドレー。
8月26日の夏休みフェスタhttp://www.runekodaira.jp/festaでは、大ホールで演奏するそうです。
それでは、素晴らしい演奏をほんの少しですがお聴きください。
すべての演奏を終えて、小平市文化振興財団平尾事務局長のお話がありました。
「毎年レベルアップしていると感じます。皆さんお仕事や、また子育てなど家の中での重要なお仕事をしながら練習されていることがすごいです。プロではない市民が大変な努力で作りあげた音楽は、かっこいいですね!」
さて、演奏の後はお楽しみ抽選会♪ 人気投票をした人の中から、コダイラブランド認定品を5名の方に、自転車が1名の方にプレゼントされました!
そしていよいよ人気投票の結果発表ですが・・・
第1位はブリリアントスターズ! おめでとうございます!!
来年もまたママたちの素敵なゴスペルが聴けそうですね☆
昨年の大震災を経験して、私たちは対話やコミュニケーションの重要性をあらためて感じています。
音楽は最高のコミュニケーションでもあります。
心を開き、気持ちをひとつにした時、素晴らしい音楽が生まれます。
この場に集まった市民が心地よい音楽の空間を共有できたことに感謝し、運営してくださったスタッフの皆さんにも感謝しつつ(商工会女性部の皆さんの着物姿が素敵でした)、また来年を楽しみにいたしましょう。
足達千恵子
オープニングを飾るのは、小平市民オペラ協会。
ヨハンシュトラウス二世のオペレッタ「こうもり」の舞踏会シーンから
「♪ 時は過ぎやすく、人は老いやすい。われらの合言葉、遊べ、遊べ、遊びまくろう!」
・・と、底抜けに明るい歌で、会場はいっきに軽やかで楽しい雰囲気に。
それにしても、小平にオペラ協会があったとはびっくりです。
2番目は、昨年のファン投票1位で今年の出場権を獲得したTwinkle Bells。小学校のPTAのお母さんたちが作ったミュージックベルとトーンチャイムの同好会です。「猫ふんじゃった」、「黒ねこのタンゴ」はネコのコスチュームでかわいく、「サンタルチア」は衣装を変えて涼しげに。「みんなの音を大切につなげ、ひとつの曲に仕上げていく楽しさ」が伝わってきました。
3番目は鷹取淑子さんのピアノ独奏でショパン作曲「スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31」。
60代という年齢を重ねて、ますます音楽に対する思いが深まっていっているそうです。
「道は遠いのですが、少しづつでも前に進みたいと願って日々稽古を続けています。」
流れるような力強い演奏が心に響きました。
4番目の輝はミュージカルを自分たちで演出して歌っているグループです。本日の演目は「オペラ座の怪人」より「THINK OF ME」、「THE MUSIC OF THE NIGHT」。約150年前のパリ・オペラ座を舞台にした愛の物語を堂々と歌いあげ、ロマンチックな世界に誘ってくれました。
ここで休憩を挟んで後半へ。
後半トップ(5番目)は、ふれあい音楽祭常連ののんちゃんバンド。演奏するのは軽やかなジャズナンバーの「Chikin」、「Watermelon man」、「Quizas Quizas Quizas」です。トークを交えて会場の心をつかみながらの演奏はさすが、余裕を感じさせてくれました。
6番目はPrimrose(プリムローズ)。「三度の飯よりも音楽が好き」な主婦3人組で、高校の同級生やご近所さんと5年前から活動を始めたそうです。曲は「銀座カンカン娘」、「我が祖国」+「You are my sunshine」、「また会える日まで」。明るく楽しい演奏で、「北海道から沖縄まで、阪神も東北も我が祖国。がんばろう日本!」とメッセージを送ってくれました。
7番目は中学2年生の林亮佑さん。自分で作曲したピアノソロのオリジナル曲「リメンブラス」~追憶~です。
「洗練された作品で演奏もぴか一」と司会の西山さん(小平青少年吹奏楽団長)のコメントがありました。
これからも才能を大切に伸ばしていってください!
8番目は子育て真っ最中のママたちのゴスペルサークル、ブリリアントスターズ。子連れで参加できるサークルということで、舞台にも赤ちゃんをおんぶしたお母さんや小さなお子さんの姿がありました。
「ママになっても自分が輝く時間をもつと生活に張りが出てきます。」
ママたちが子育てだけに引きこもるのではなく、「子育ても音楽も一緒にやれば両方一度にできる」という逆転の発想がすばらしいですね。曲は「Oh happy day」「My life is ㏌ your hands」。
力強いママたちの歌声に圧倒されました。母は強し!
ここまでで審査対象の演奏は終わりですが、
ラストに本日演奏準備などの裏方を務めた小平青少年吹奏楽団がゲストとして演奏しました。
演目は「雷神」と懐かしい歌のメドレー。
8月26日の夏休みフェスタhttp://www.runekodaira.jp/festaでは、大ホールで演奏するそうです。
それでは、素晴らしい演奏をほんの少しですがお聴きください。
すべての演奏を終えて、小平市文化振興財団平尾事務局長のお話がありました。
「毎年レベルアップしていると感じます。皆さんお仕事や、また子育てなど家の中での重要なお仕事をしながら練習されていることがすごいです。プロではない市民が大変な努力で作りあげた音楽は、かっこいいですね!」
さて、演奏の後はお楽しみ抽選会♪ 人気投票をした人の中から、コダイラブランド認定品を5名の方に、自転車が1名の方にプレゼントされました!
そしていよいよ人気投票の結果発表ですが・・・
第1位はブリリアントスターズ! おめでとうございます!!
来年もまたママたちの素敵なゴスペルが聴けそうですね☆
昨年の大震災を経験して、私たちは対話やコミュニケーションの重要性をあらためて感じています。
音楽は最高のコミュニケーションでもあります。
心を開き、気持ちをひとつにした時、素晴らしい音楽が生まれます。
この場に集まった市民が心地よい音楽の空間を共有できたことに感謝し、運営してくださったスタッフの皆さんにも感謝しつつ(商工会女性部の皆さんの着物姿が素敵でした)、また来年を楽しみにいたしましょう。
足達千恵子
2012年06月10日
小平畑の仲間たち!
小平の農家は一年で最も忙しい季節になりました。
畑でキュウリ、ナス、トマト、トウモロコシ、インゲン、ジャガイモなどがすくすく育っている今、農家の方はお世話にてんてこまい。生き物を育てるのは大変ですね!
一方、小平に住む私たちにとっては、新鮮野菜がたっぷり食べられる嬉しい季節の到来です♪
どんな野菜が出回っているか、青梅街道駅の近くにあるJA東京むさしさんの共同直売所(小平経済センター)をのぞいてみました。
直売所のよさは、とにかく新鮮なこと、生産者さんの顔が見えること、スーパーでは見たことがないような珍しい野菜があったり、同じ野菜でもいろいろな種類があったりすること。もう、野菜好きにはたまりません!
←生産者の皆さんが写真で紹介されています
さて、こちらは天神町にあるグリーンロード沿いの吉野農園さんです。体験農園では、休日の朝に集まったたくさんの日曜ファーマーさんたちが、講義を受けた後、農作業に取り組んでいました。小平には、こんなプロの指導を受けて野菜作りができる体験農園もいくつかあります。お世話は大変だけれど、自分で育てた野菜は最高においしいし、野菜を囲んで家族や友達といろいろと語り合えるのは楽しいでしょうね。
6月上旬のグリーンロードでは、あじさいもきれいに咲き始めています。
そして、これは小平市内の6月上旬の小麦畑。もうすぐ収穫のようです。
小平では江戸時代から広く小麦栽培が行われ、うどん文化が生まれました。
手打ちうどんを新鮮な野菜と一緒にいただく「糧うどん」が今見直されています。小平うどんについては、コチラを見てくださいね!
ところで、小平に農のあるまちづくり推進会議という会議があるのをご存知ですか?
市民、農業者、関係機関が連携して、小平の大切な緑である農地を守り、地産地消を進めるための話し合いをしています。
たとえば、積極的に地場産農産物を利用している飲食店(大野屋さん、ぼくの空間 大番さん、カフェ ラグラスさん、長江宴さん)との意見交換を行うなどして、新鮮な小平産の野菜をたくさん市民に食べてもらいたいと考えています。また、5月にデビューしたばかりのまるやすさんの「こだいらまち弁」は新鮮野菜やブルーベリーハンバーグが自慢。このように、小平産のブルーベリーを使ったお菓子や料理、お酒の開発など、地元の農業者と商工業者が協力することはお互いの発展につながります。こうして地場の農産物をたくさん利用していくことは、小平市民にとって大切な緑を残していくという大きなメリットにもつながるのです。
7月には何やら小平の新鮮夏野菜をおいしくいただけるキャンペーンがあるそうです。
ワクワクワクワク☆どうぞお楽しみに♪
足達千恵子
畑でキュウリ、ナス、トマト、トウモロコシ、インゲン、ジャガイモなどがすくすく育っている今、農家の方はお世話にてんてこまい。生き物を育てるのは大変ですね!
一方、小平に住む私たちにとっては、新鮮野菜がたっぷり食べられる嬉しい季節の到来です♪
どんな野菜が出回っているか、青梅街道駅の近くにあるJA東京むさしさんの共同直売所(小平経済センター)をのぞいてみました。
直売所のよさは、とにかく新鮮なこと、生産者さんの顔が見えること、スーパーでは見たことがないような珍しい野菜があったり、同じ野菜でもいろいろな種類があったりすること。もう、野菜好きにはたまりません!
←生産者の皆さんが写真で紹介されています
さて、こちらは天神町にあるグリーンロード沿いの吉野農園さんです。体験農園では、休日の朝に集まったたくさんの日曜ファーマーさんたちが、講義を受けた後、農作業に取り組んでいました。小平には、こんなプロの指導を受けて野菜作りができる体験農園もいくつかあります。お世話は大変だけれど、自分で育てた野菜は最高においしいし、野菜を囲んで家族や友達といろいろと語り合えるのは楽しいでしょうね。
6月上旬のグリーンロードでは、あじさいもきれいに咲き始めています。
そして、これは小平市内の6月上旬の小麦畑。もうすぐ収穫のようです。
小平では江戸時代から広く小麦栽培が行われ、うどん文化が生まれました。
手打ちうどんを新鮮な野菜と一緒にいただく「糧うどん」が今見直されています。小平うどんについては、コチラを見てくださいね!
ところで、小平に農のあるまちづくり推進会議という会議があるのをご存知ですか?
市民、農業者、関係機関が連携して、小平の大切な緑である農地を守り、地産地消を進めるための話し合いをしています。
たとえば、積極的に地場産農産物を利用している飲食店(大野屋さん、ぼくの空間 大番さん、カフェ ラグラスさん、長江宴さん)との意見交換を行うなどして、新鮮な小平産の野菜をたくさん市民に食べてもらいたいと考えています。また、5月にデビューしたばかりのまるやすさんの「こだいらまち弁」は新鮮野菜やブルーベリーハンバーグが自慢。このように、小平産のブルーベリーを使ったお菓子や料理、お酒の開発など、地元の農業者と商工業者が協力することはお互いの発展につながります。こうして地場の農産物をたくさん利用していくことは、小平市民にとって大切な緑を残していくという大きなメリットにもつながるのです。
7月には何やら小平の新鮮夏野菜をおいしくいただけるキャンペーンがあるそうです。
ワクワクワクワク☆どうぞお楽しみに♪
足達千恵子
2012年05月10日
福島と小平の子どもたち☆プレーパークで思いっきり遊ぼう!
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
足達は後半、福島と小平の子どもたちが一緒に遊ぶイベントに参加しました。
5月3~6日、福島県から38名の子どもたち(小学生~中学1年生)が小平市にやって来て、小平の子どもたちと一緒に中央公園の雑木林などでわいわい外遊びを楽しみました。
福島県の子どもたちは、3日にバスで小平に到着。1泊は合同宿泊所に泊まり、2・3日目は市内の16の家庭にホームステイして交流を深めました。
この企画のきっかけは、昨年8月に小平市の有志が福島の子どもたちを清里の山荘に招待したことでした。
東日本大震災で起きてしまった福島第一原発の事故により、放射線量が上がって外で思いきり遊べなくなった子どもたちに、「安心して遊べる場を作ってあげたい。そして今度は小平に招待して、小平の子どもたちと一緒に遊んで交流できたらいいな。」
そんな思いに、市内のいくつもの団体や個人が賛同し、協力することになりました。
福島の保護者の方へのメッセージ
「小平市は東京都の西にある郊外都市です。武蔵野の面影が残っており、いまだに畑も残る緑の多いまちに、18万人が暮らしています。史跡に指定された玉川上水の周辺にはけやき、こなら、くぬぎが芽吹き、シジュウカラやコゲラ、メジロなどが飛び回っています。こんな中で子どもたちに思い切り外遊びをしてもらいたいという思いで、『福島と小平の子どもたちの会』を小平市と近隣の市民の有志で作りました。」
このメッセージに応えて、たくさんの福島の子どもたちが小平市に来てくれました。
5月の雑木林はまさに新緑が輝く季節。4日は雨に降られましたが、5日のこどもの日は最高にいいお天気になりました。鳥たちが戯れ蝶々が舞う林の中で、丸一日思う存分遊ぶことができました♪♪
NPO法人こだいら自由遊びの会さんは、プレーパークを開催。
プレーパークは子どもが自分で責任を持つことにより、自由に遊ぶ場です。禁止事項を極力少なくし生き生きと遊べるように、遊びのお兄さん(プレーリーダー)やボランティアの大人が見守ります。
プレーパークって一体どんなところ?
このプレーパークに、白梅学園大学子育て広場の学生さんたち、児童館で活動しているワーカーズコープさん、ボーイスカウト小平第五団のリーダーやスカウトの皆さん、見守りスタッフ、安全スタッフ、フリースタッフなどたくさんの人たちが協力して、子どもたちと一緒に遊んだり見守りを行いました。
▲大人も子どもも夢中になれるコマ回し。木ゴマ、ベーゴマで対決だ!
▲段ボールをつなげて迷路づくりをするマジキット ▲スポーツチャンバラにダースベイダーが!
▲ストリートドラム ▲穴掘りに夢中
▲幻燈会の電気をまかなうための自転車発電コーナー
夜19時からは、どんぐりの会さんによる月夜の幻燈会(第6回)があり、宮沢賢治作『やまなし』を上映。林の中のスクリーンに投影された小林敏也さんの絵と、生の朗読、笛、パーカッションの響きが生み出す心地よい空間を味わいました。
ちょうどこの夜は「スーパームーン」で、とても大きくてきれいな月が見えました。
最終日の6日は、ホームステイ先からふるさと村に集合。竹馬、竹トンボ、竹返し、竹ポックリ、けん玉、ベーゴマなどの昔遊びを楽しんだ後、閉校式です。
閉校式では、「ふるさと」を皆で歌いました。
今回福島から参加した子どもたちの中には、昨年の夏休みに1か月間北海道に行くなど、何度もこのような外遊びや保養のプログラムに参加している子たちもいましたし、友達に誘われて始めて参加したという子たちもいました。こうした経験は、子どもたちをうんとたくましくしてくれるに違いありません。
その一方で、放射能への不安が前提となって、子どもたちが親元を離れて旅していることも忘れてはいけないと思います。震災から1年と2か月になりますが、まだまだ様々な問題は解決していません。今回福島の子どもたちと出会い、短い間でも一緒に過ごすことで強くそう思いました。
今回の活動は、「物」を支援するより「場や心」を支援するもの。この活動を通して、様々な人々・団体が協力し合えたことは財産であり、小平の市民力の素晴らしさを感じます。
また、自然の中でとことん遊び、一緒の時を過ごすというプレーパークの素晴らしさも感じました。
たった数日でしたが、福島と小平の子どもたちの間に、将来ともに続く友情が芽生えたかもしれません。
主催:福島と小平の子どもたちの会
<参加団体(順不同)>
福島の子どもたちをまねく小平の会/小平市福島県人会/一般社団法人 小平市青年会議所/NPO法人こだいら自由遊びの会/白梅学園大学子育て広場/NPO法人ワーカーズコープ/どんぐりの会/ボーイスカウト小平第五団/災害ボランティアネットワークチーム小平 ほか
このほかにも、食事、ホームステイ、安全見守りなどたくさんのスタッフが参加しました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さて、中央公園での次のビッグイベントは5月13日(日)のグリーンフェスティバルです!
現在着々と準備が進められているようです。花いっぱいこだいら大会の中で行われるスペシャルプログラムにご期待を!
足達は後半、福島と小平の子どもたちが一緒に遊ぶイベントに参加しました。
5月3~6日、福島県から38名の子どもたち(小学生~中学1年生)が小平市にやって来て、小平の子どもたちと一緒に中央公園の雑木林などでわいわい外遊びを楽しみました。
福島県の子どもたちは、3日にバスで小平に到着。1泊は合同宿泊所に泊まり、2・3日目は市内の16の家庭にホームステイして交流を深めました。
この企画のきっかけは、昨年8月に小平市の有志が福島の子どもたちを清里の山荘に招待したことでした。
東日本大震災で起きてしまった福島第一原発の事故により、放射線量が上がって外で思いきり遊べなくなった子どもたちに、「安心して遊べる場を作ってあげたい。そして今度は小平に招待して、小平の子どもたちと一緒に遊んで交流できたらいいな。」
そんな思いに、市内のいくつもの団体や個人が賛同し、協力することになりました。
福島の保護者の方へのメッセージ
「小平市は東京都の西にある郊外都市です。武蔵野の面影が残っており、いまだに畑も残る緑の多いまちに、18万人が暮らしています。史跡に指定された玉川上水の周辺にはけやき、こなら、くぬぎが芽吹き、シジュウカラやコゲラ、メジロなどが飛び回っています。こんな中で子どもたちに思い切り外遊びをしてもらいたいという思いで、『福島と小平の子どもたちの会』を小平市と近隣の市民の有志で作りました。」
このメッセージに応えて、たくさんの福島の子どもたちが小平市に来てくれました。
5月の雑木林はまさに新緑が輝く季節。4日は雨に降られましたが、5日のこどもの日は最高にいいお天気になりました。鳥たちが戯れ蝶々が舞う林の中で、丸一日思う存分遊ぶことができました♪♪
NPO法人こだいら自由遊びの会さんは、プレーパークを開催。
プレーパークは子どもが自分で責任を持つことにより、自由に遊ぶ場です。禁止事項を極力少なくし生き生きと遊べるように、遊びのお兄さん(プレーリーダー)やボランティアの大人が見守ります。
プレーパークって一体どんなところ?
このプレーパークに、白梅学園大学子育て広場の学生さんたち、児童館で活動しているワーカーズコープさん、ボーイスカウト小平第五団のリーダーやスカウトの皆さん、見守りスタッフ、安全スタッフ、フリースタッフなどたくさんの人たちが協力して、子どもたちと一緒に遊んだり見守りを行いました。
▲大人も子どもも夢中になれるコマ回し。木ゴマ、ベーゴマで対決だ!
▲段ボールをつなげて迷路づくりをするマジキット ▲スポーツチャンバラにダースベイダーが!
▲ストリートドラム ▲穴掘りに夢中
▲幻燈会の電気をまかなうための自転車発電コーナー
夜19時からは、どんぐりの会さんによる月夜の幻燈会(第6回)があり、宮沢賢治作『やまなし』を上映。林の中のスクリーンに投影された小林敏也さんの絵と、生の朗読、笛、パーカッションの響きが生み出す心地よい空間を味わいました。
ちょうどこの夜は「スーパームーン」で、とても大きくてきれいな月が見えました。
最終日の6日は、ホームステイ先からふるさと村に集合。竹馬、竹トンボ、竹返し、竹ポックリ、けん玉、ベーゴマなどの昔遊びを楽しんだ後、閉校式です。
閉校式では、「ふるさと」を皆で歌いました。
今回福島から参加した子どもたちの中には、昨年の夏休みに1か月間北海道に行くなど、何度もこのような外遊びや保養のプログラムに参加している子たちもいましたし、友達に誘われて始めて参加したという子たちもいました。こうした経験は、子どもたちをうんとたくましくしてくれるに違いありません。
その一方で、放射能への不安が前提となって、子どもたちが親元を離れて旅していることも忘れてはいけないと思います。震災から1年と2か月になりますが、まだまだ様々な問題は解決していません。今回福島の子どもたちと出会い、短い間でも一緒に過ごすことで強くそう思いました。
今回の活動は、「物」を支援するより「場や心」を支援するもの。この活動を通して、様々な人々・団体が協力し合えたことは財産であり、小平の市民力の素晴らしさを感じます。
また、自然の中でとことん遊び、一緒の時を過ごすというプレーパークの素晴らしさも感じました。
たった数日でしたが、福島と小平の子どもたちの間に、将来ともに続く友情が芽生えたかもしれません。
主催:福島と小平の子どもたちの会
<参加団体(順不同)>
福島の子どもたちをまねく小平の会/小平市福島県人会/一般社団法人 小平市青年会議所/NPO法人こだいら自由遊びの会/白梅学園大学子育て広場/NPO法人ワーカーズコープ/どんぐりの会/ボーイスカウト小平第五団/災害ボランティアネットワークチーム小平 ほか
このほかにも、食事、ホームステイ、安全見守りなどたくさんのスタッフが参加しました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さて、中央公園での次のビッグイベントは5月13日(日)のグリーンフェスティバルです!
現在着々と準備が進められているようです。花いっぱいこだいら大会の中で行われるスペシャルプログラムにご期待を!
2012年04月10日
小平花いっぱいの仲間たち!
市内の桜も満開ですね! いよいよ華やかな春がやってきました♪
ところで、昨年の秋ごろから、市内のあちこちでこんなプランターや植え込みを目にするようになり、何だろう?と気になっていたのですが・・・
これこれ。
▲小平駅南口ロータリー
この5月12日・13日に、市制50周年を記念して「第55回全日本花いっぱい小平大会」が開催されるんですね。この大会で全国からのお客様をお迎えし、さらに緑豊かなまちづくりを推進するために、こだいら花いっぱいプロジェクトが進められています。
いったいどんな人たちがどんな活動をしているのか気になる・・・というわけで、このプロジェクトに参加し、ボランティアで花植えの活動をされている仲町在住の宮村朋子さんにお話を伺ってきました。
きっかけは小平駅南口の花壇づくり
仲町に住んでいるので小平駅はとても身近だという宮村さん。少し前まで、南口のロータリーにはツツジがぼうぼうと高く伸びて、「もう少しきれいにならないかな?」と思っていたそうです。そんな時、あかしあ通りグリーンロード化基本計画で南口に花壇を作ることを知り、それならばぜひ関わってみたいと、小学校のPTA活動で知り合ったママ友たちにも声をかけてみました。すると、PTA活動で学校の花壇づくりをした経験もあったことから、すぐ「一緒にやってみようか」ということに。こうして元PTAの仲間たち7人で「熟女会」が結成されました。
▲宮村さん(小平市役所前で)
自ら参加して変えていくことを学び、親友もできたPTA活動
「小学校のPTA活動では、一緒に様々な行事に参加したり、学校や地域の問題を解決することを通して、親友が作れるんですよね」と宮村さん。PTA本部役員を務めた年は、保護者から寄せられる要望をなんとかしたいと思い、「通学路安全点検」を市や地域の方と協力して行った結果、一年間ですべて改善することができたそうです。
目の前に問題がある場合、ただ文句を言ったり「こうだったらいいな」と思うだけでなく、どうすればいいかを真剣に考えて行動すれば解決できる。行政のせいにしたり人任せにするのではなく、自分たちから動く!そうすることで信頼できる仲間ができ、世の中が変わる。そんなことをPTA活動で経験した宮村さんは、その後も自治防災の推進など、まちづくりに関わってこられました。今回花いっぱいプロジェクトに参加することになったのも、そんな自然な流れの中でのことです。
市民の手でこだいらを花いっぱいにするプロジェクト
このプロジェクトでは現在、小平駅南口、ルネこだいら、せきれい公園(小川町1丁目)、上水公園で花壇作りの活動をしています。園芸組合の方が花の選定や指導を行い、道具類も用意されているので、だれでも気軽に参加することができます。
「苗を植える時、以前はポットから出して根をほぐしていたのですが、今はそのまま植えるのがいいと教わりました。作業をしながらいろいろと学べるのがいいですよ。ボランティアで参加されている市の職員さんや、世代を越えていろいろな方と知り合えるのも魅力です」と宮村さん。花の細かい配置などはボランティアに任されているので、みんなでわいわい相談しながら楽しくできそうですね。
これまでの活動の様子は、こちらの小平市のページをどうぞ!
★エピソード1 第1回花植え講習会(せきれい公園) 10月8日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/attached/attach_24578_5.pdf
★エピソード2 産業まつりでの募集活動、プレート作り 11月3日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/attached/attach_24578_4.pdf
★エピソード3 小平駅南口ロータリーでの花植え 11月26日
113名が参加。隠れていた市章を発掘し、きれいな花壇になりました!
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/023/023493.html
★エピソード4 上水公園での花植え、小平駅南口市章部分植え替え、ファイヤーフェスタwith FC東京 2月26日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/024578.html
★エピソード5 小川駅西口緑化ポット設置 3月9日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/024771.html
★エピソード6 第2回花植え講習会、せきれい公園植え替え 4月1日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/025/025064.html
花いっぱいプロジェクトにボランティア登録すると、市の水と緑と公園課から「花だより」というメールが時々送られてきます。担当は百々(どど)さん。現在プロジェクトには約55人の市民と、小学校のグリーンボランティアやガールスカウトなどいくつかの団体が参加しています。「花だより」で花壇づくりの日程のお知らせなどが届くので、都合のよい時だけ参加すればOK。興味のある方はぜひ登録してみてください。
申し込み、問い合わせは小平市の花いっぱいプロジェクトのページから、または
水と緑と公園課緑政係 電話:042-346-9830 Fax:042-346-9513
今後の予定
4月14日(土)小平駅南口ロータリーでの植え替え
▲4月7日の小平駅前ロータリー。ご一緒に花をいっぱい植えませんか?
4月15日(日)ルネこだいら前プランターへの花植え
このほかにも、市役所や市内の各学校、公民館、グリーンロードなどで、公共施設が担当するプランターや花壇が作られ、きれいに花を咲かせています。
▲市役所
花いっぱい運動
「全日本」の大会ってなんだかすごそう! でも、「花いっぱい運動」ってどんな運動?
気になる~!というわけで、ちょっと調べてみました。
戦後の荒廃の中で、長野県松本市の小学校教諭だった小松一三夢さんが「社会を美しく・明るく・住みよくする」ためにまちに花を植えることを昭和27年に呼びかけ、市民が推進し、やがて全国にひろがった運動。
昭和30年(1955年)に松本市で第1回大会が行われ、以降各地で開催。東京での開催は2回目で、昭和48年の台東区大会(第16回)以来です。
第55回全日本花いっぱい小平大会では・・・
5月13日(日)中央公園でのグリーンフェスティバル(第20回)をスペシャルプログラムで開催します。
市内の大学生たち(学芸大、白梅大、津田塾大、武蔵野美術大)が中心となって企画したダンスフェスティバルDance!Dance!Dance! に注目!小学生から大人まで、よさこい、フラダンスなど、市民ダンサー大集合! 正午~15:30 中央公園特設屋外ステージにて
イベントスケジュールなど
当日は、鷹の台商店街もいっしょに盛り上がるという噂ですヨ☆
このほか13日(日)には、サテライト会場のふるさと村古民家で外国人尺八奏者によるコンサート(14:00~15:30)、平櫛田中彫刻美術館で華道研究家によるデモンストレーション「いけ花ライブ」(13:00~)を行います。
5月12日(土)~20日(日)ルネこだいら前にて、ガーデニングコンテスト受賞作品の展示も。
大会式典は12日、ルネこだいら大ホールにて。
wrriten by 足達千恵子
***
(追記)4月18日の小平駅前花壇。新たに花がたくさん植えられて、こんなにきれいになっていました!
★エピソード7 小平駅前ロータリー花壇の衣替え
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/025/025249.html
★エピソード8 ルネこだいら前 第3回花植え講習会、プランター花植え
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/025/025255.html
ところで、昨年の秋ごろから、市内のあちこちでこんなプランターや植え込みを目にするようになり、何だろう?と気になっていたのですが・・・
これこれ。
▲小平駅南口ロータリー
この5月12日・13日に、市制50周年を記念して「第55回全日本花いっぱい小平大会」が開催されるんですね。この大会で全国からのお客様をお迎えし、さらに緑豊かなまちづくりを推進するために、こだいら花いっぱいプロジェクトが進められています。
いったいどんな人たちがどんな活動をしているのか気になる・・・というわけで、このプロジェクトに参加し、ボランティアで花植えの活動をされている仲町在住の宮村朋子さんにお話を伺ってきました。
きっかけは小平駅南口の花壇づくり
仲町に住んでいるので小平駅はとても身近だという宮村さん。少し前まで、南口のロータリーにはツツジがぼうぼうと高く伸びて、「もう少しきれいにならないかな?」と思っていたそうです。そんな時、あかしあ通りグリーンロード化基本計画で南口に花壇を作ることを知り、それならばぜひ関わってみたいと、小学校のPTA活動で知り合ったママ友たちにも声をかけてみました。すると、PTA活動で学校の花壇づくりをした経験もあったことから、すぐ「一緒にやってみようか」ということに。こうして元PTAの仲間たち7人で「熟女会」が結成されました。
▲宮村さん(小平市役所前で)
自ら参加して変えていくことを学び、親友もできたPTA活動
「小学校のPTA活動では、一緒に様々な行事に参加したり、学校や地域の問題を解決することを通して、親友が作れるんですよね」と宮村さん。PTA本部役員を務めた年は、保護者から寄せられる要望をなんとかしたいと思い、「通学路安全点検」を市や地域の方と協力して行った結果、一年間ですべて改善することができたそうです。
目の前に問題がある場合、ただ文句を言ったり「こうだったらいいな」と思うだけでなく、どうすればいいかを真剣に考えて行動すれば解決できる。行政のせいにしたり人任せにするのではなく、自分たちから動く!そうすることで信頼できる仲間ができ、世の中が変わる。そんなことをPTA活動で経験した宮村さんは、その後も自治防災の推進など、まちづくりに関わってこられました。今回花いっぱいプロジェクトに参加することになったのも、そんな自然な流れの中でのことです。
市民の手でこだいらを花いっぱいにするプロジェクト
このプロジェクトでは現在、小平駅南口、ルネこだいら、せきれい公園(小川町1丁目)、上水公園で花壇作りの活動をしています。園芸組合の方が花の選定や指導を行い、道具類も用意されているので、だれでも気軽に参加することができます。
「苗を植える時、以前はポットから出して根をほぐしていたのですが、今はそのまま植えるのがいいと教わりました。作業をしながらいろいろと学べるのがいいですよ。ボランティアで参加されている市の職員さんや、世代を越えていろいろな方と知り合えるのも魅力です」と宮村さん。花の細かい配置などはボランティアに任されているので、みんなでわいわい相談しながら楽しくできそうですね。
これまでの活動の様子は、こちらの小平市のページをどうぞ!
★エピソード1 第1回花植え講習会(せきれい公園) 10月8日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/attached/attach_24578_5.pdf
★エピソード2 産業まつりでの募集活動、プレート作り 11月3日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/attached/attach_24578_4.pdf
★エピソード3 小平駅南口ロータリーでの花植え 11月26日
113名が参加。隠れていた市章を発掘し、きれいな花壇になりました!
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/023/023493.html
★エピソード4 上水公園での花植え、小平駅南口市章部分植え替え、ファイヤーフェスタwith FC東京 2月26日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/024578.html
★エピソード5 小川駅西口緑化ポット設置 3月9日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/024/024771.html
★エピソード6 第2回花植え講習会、せきれい公園植え替え 4月1日
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/025/025064.html
花いっぱいプロジェクトにボランティア登録すると、市の水と緑と公園課から「花だより」というメールが時々送られてきます。担当は百々(どど)さん。現在プロジェクトには約55人の市民と、小学校のグリーンボランティアやガールスカウトなどいくつかの団体が参加しています。「花だより」で花壇づくりの日程のお知らせなどが届くので、都合のよい時だけ参加すればOK。興味のある方はぜひ登録してみてください。
申し込み、問い合わせは小平市の花いっぱいプロジェクトのページから、または
水と緑と公園課緑政係 電話:042-346-9830 Fax:042-346-9513
今後の予定
4月14日(土)小平駅南口ロータリーでの植え替え
▲4月7日の小平駅前ロータリー。ご一緒に花をいっぱい植えませんか?
4月15日(日)ルネこだいら前プランターへの花植え
このほかにも、市役所や市内の各学校、公民館、グリーンロードなどで、公共施設が担当するプランターや花壇が作られ、きれいに花を咲かせています。
▲市役所
花いっぱい運動
「全日本」の大会ってなんだかすごそう! でも、「花いっぱい運動」ってどんな運動?
気になる~!というわけで、ちょっと調べてみました。
戦後の荒廃の中で、長野県松本市の小学校教諭だった小松一三夢さんが「社会を美しく・明るく・住みよくする」ためにまちに花を植えることを昭和27年に呼びかけ、市民が推進し、やがて全国にひろがった運動。
昭和30年(1955年)に松本市で第1回大会が行われ、以降各地で開催。東京での開催は2回目で、昭和48年の台東区大会(第16回)以来です。
第55回全日本花いっぱい小平大会では・・・
5月13日(日)中央公園でのグリーンフェスティバル(第20回)をスペシャルプログラムで開催します。
市内の大学生たち(学芸大、白梅大、津田塾大、武蔵野美術大)が中心となって企画したダンスフェスティバルDance!Dance!Dance! に注目!小学生から大人まで、よさこい、フラダンスなど、市民ダンサー大集合! 正午~15:30 中央公園特設屋外ステージにて
イベントスケジュールなど
当日は、鷹の台商店街もいっしょに盛り上がるという噂ですヨ☆
このほか13日(日)には、サテライト会場のふるさと村古民家で外国人尺八奏者によるコンサート(14:00~15:30)、平櫛田中彫刻美術館で華道研究家によるデモンストレーション「いけ花ライブ」(13:00~)を行います。
5月12日(土)~20日(日)ルネこだいら前にて、ガーデニングコンテスト受賞作品の展示も。
大会式典は12日、ルネこだいら大ホールにて。
wrriten by 足達千恵子
***
(追記)4月18日の小平駅前花壇。新たに花がたくさん植えられて、こんなにきれいになっていました!
★エピソード7 小平駅前ロータリー花壇の衣替え
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/025/025249.html
★エピソード8 ルネこだいら前 第3回花植え講習会、プランター花植え
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/oshirase/025/025255.html
2012年03月10日
小平と小金井桜の仲間たち!
雪がどさっと降ったかと思えば急に暖かくなったり雨が降ったりと、ゆっくりと春の訪れを感じる今日この頃ですね。季節の変化を味わいつつ、桜の開花を楽しみにしている足達です。今回は、小平の桜をめぐる仲間たちをご紹介します。
ところで、このあたりで桜といえば名勝 小金井桜が有名ですが、場所はどこにあるかご存知ですか?「小金井公園」と答えた方は残念!小金井桜は、玉川上水堤に江戸時代に植樹された旧小川水衛所(小平市)~境橋(武蔵野市)の約6kmにおよぶヤマザクラの並木です。そして、その半分近くは小平市にあります。小金井市にも半分近くがあり、残りは西東京市と武蔵野市に少しずつ。名前こそ小金井ですが、小金井桜は小平市民にとってもかけがえのない財産なのです。
▲ヤマザクラは日本に自生する桜で、一本一本遺伝子が異なるため、開花時期や花・葉の色形も異なります。園芸種のソメイヨシノは接ぎ木で増やすため、すべて同じ遺伝子をもち、一斉に開花して後から葉が出てきます。ヤマザクラは花と葉が同時。豊かな個性を楽しめるのがヤマザクラの魅力です。
さて、小金井桜には、現在ナンバープレート(1~1112)がつけられています。そのNo.1があるのが、小平市内の小松橋と商大橋の間にある旧小川水衛所の近く。その少し小松橋寄りに「名勝境界」の小さな石碑が立っています。
▲名勝境界の石碑と小金井桜No.1
最初に桜が植えられたのは徳川吉宗の時代の元文2年(1737年)。幕府の命により、府中の名主・川崎平右衛門が、吉野や桜川などから山桜の名品を取り寄せ、農民たちが協力して植樹しました。
やがて多くの文人墨客が観桜に訪れるようになり、『江戸名所図会』や広重の錦絵に描かれ、庶民にも有名になります。明治時代には甲武鉄道で行楽客が多数訪れ、大正13年に国の名勝に指定。昭和初期までお花見の名所として賑わっていました。
名勝 小金井桜復活プロジェクト
そんな由緒正しい小金井桜ですが、近年は樹木の老齢化や、他の樹木の成長、五日市街道の交通量の増加等の環境の変化によって元気がなくなり、放っておけば近い将来失われてしまうという危機に瀕しています。そこで、小金井桜を復活させようという10年計画が平成22年度からスタートしました。
名勝に指定されている約6㎞のうち、まず整備モデル地区(小金井公園に近い小金井市内)でヤマザクラを被圧しているケヤキ等の剪定・伐採を行い、ヤマザクラの苗木を植樹します。このヤマザクラの苗木は、小金井桜の種から育てたもの、または小金井桜の里である吉野(奈良県)・桜川(茨城県)からのもの、あるいは小金井桜の苗木を植樹した北上(岩手県)からの里帰り桜に限定し、そのために皆で協力して苗木を育てています。
2010年6月 小金井桜の種拾い
小平市のボーイスカウトと小金井市のガールスカウトも参加して、種拾いをしました。
▲これがヤマザクラの実。かわいいサクランボです。
▲熟した実を集めました。ちょっとブルーベリーに似ています。木のNO.ごとに袋に分け、後日種を洗って土の中に保存しました。
2011年2月 小金井桜の種蒔き
ぶるべーと一緒に畑に種を蒔きました。
2011年2月12・13日 小金井桜大復活祭
武蔵小金井駅前の広場フェスティバルコートでおまつりをしました。小平市のぶるべー、小金井市のこきんちゃん、奈良のせんとくん、北上のおに丸くんと、小金井桜にゆかりのあるゆるキャラたちが大集合!各地のおいしいものや特産品も販売され、食べたり歌ったり踊ったりの楽しい一日でした。せんとくんのダンスはさすがに上手でした!ぶるべーもがんばっていましたよ。
2012年3月3日 育苗ファーム開所式
そしてつい先日、小金井市本町に新しく「名勝 小金井桜育苗ファーム」が開所しました。昨年蒔いた小金井桜の種から発芽してスクスクと育った苗木や、桜川からいただいた苗木を約450本移植。2~3年後には玉川上水に植樹できるほどに大きくなるそうです。
たくさんの人によって育てられたヤマザクラの苗をファームに植えました。桜川からもプロジェクトメンバーの小学生が苗を持ってかけつけてくれました。
名勝 小金井桜復活プロジェクトについて詳しくは→名勝 小金井桜の会
小金井橋付近の小金井桜の見どころ
小金井橋周辺にある小金井桜の見どころを紹介します。小金井桜歴史散歩の後は、小金井公園に寄ってソメイヨシノのお花見もいいですね。
▼小金井橋付近(小平市側)にある「名勝 小金井櫻」の碑と案内板
▼その近くに植樹された「北上・ヤマザクラ」は、かつて小金井桜の苗木1200本を植樹した岩手県北上天勝公園からの里帰り桜。小金井橋の周りにはこのほかに、吉野山、桜川、小金井と計4本のヤマザクラがシンボルツリーとして植樹されています。
▼小金井橋に近い海岸寺にある「小金井桜樹碑」(小平市有形文化財)は文化7年に建立されたもの。海岸寺の山門も小平市有形文化財です。
▼明治16(1883)年に 明治天皇が小金井堤に観桜に出かけてこられたことを記念して植樹された「行幸松」
小金井桜119
小平第三小学校の近くにあるNo.119の桜は、樹齢100年を超す大樹で、毎年見事な花を咲かせます。玉川上水の小金井桜並木に面した小平三小では、4年生の総合の授業で小金井桜について学んでいます。
小平市のその他の桜の見どころ
喜平町桜通り
喜平橋から警察学校前までのこの通りは、桜のトンネルが見事です。毎年のさくらまつりには露店がずらりと並び、たくさんの人出でにぎわいます。桜の下で踊る三小ソーランはとても迫力があります。
このほか、小平中央公園や中央公民館、多摩湖自転車遊歩道(狭山・境緑道)など桜の見どころはたくさんあります。卒業・入学シーズンの学校の桜もきれいですよね。これからお気に入りの桜をみつけて、開花から桜吹雪まで、花の季節を味わいつくしましょう♪素敵な桜をみつけたら、ぜひ教えてくださいね!
春の桜と花を楽しむイベント
4月7日(土) ハナテン春の花まつり たけのこ公園 10:00~15:00(雨天翌日) 小平グリーンロードイベント情報
4月7日(土) ふるさと村の花まつり 小平ふるさと村 10:00~15:00(雨天翌日)
4月7日(土)・8日(日) 夜桜観賞 嘉悦大学 17:00~21:00
4月13日(金) 里桜・小金井桜観賞会 小金井公園・玉川上水 10:00~12:00 小平グリーンロードイベント情報
ところで、このあたりで桜といえば名勝 小金井桜が有名ですが、場所はどこにあるかご存知ですか?「小金井公園」と答えた方は残念!小金井桜は、玉川上水堤に江戸時代に植樹された旧小川水衛所(小平市)~境橋(武蔵野市)の約6kmにおよぶヤマザクラの並木です。そして、その半分近くは小平市にあります。小金井市にも半分近くがあり、残りは西東京市と武蔵野市に少しずつ。名前こそ小金井ですが、小金井桜は小平市民にとってもかけがえのない財産なのです。
▲ヤマザクラは日本に自生する桜で、一本一本遺伝子が異なるため、開花時期や花・葉の色形も異なります。園芸種のソメイヨシノは接ぎ木で増やすため、すべて同じ遺伝子をもち、一斉に開花して後から葉が出てきます。ヤマザクラは花と葉が同時。豊かな個性を楽しめるのがヤマザクラの魅力です。
さて、小金井桜には、現在ナンバープレート(1~1112)がつけられています。そのNo.1があるのが、小平市内の小松橋と商大橋の間にある旧小川水衛所の近く。その少し小松橋寄りに「名勝境界」の小さな石碑が立っています。
▲名勝境界の石碑と小金井桜No.1
最初に桜が植えられたのは徳川吉宗の時代の元文2年(1737年)。幕府の命により、府中の名主・川崎平右衛門が、吉野や桜川などから山桜の名品を取り寄せ、農民たちが協力して植樹しました。
やがて多くの文人墨客が観桜に訪れるようになり、『江戸名所図会』や広重の錦絵に描かれ、庶民にも有名になります。明治時代には甲武鉄道で行楽客が多数訪れ、大正13年に国の名勝に指定。昭和初期までお花見の名所として賑わっていました。
名勝 小金井桜復活プロジェクト
そんな由緒正しい小金井桜ですが、近年は樹木の老齢化や、他の樹木の成長、五日市街道の交通量の増加等の環境の変化によって元気がなくなり、放っておけば近い将来失われてしまうという危機に瀕しています。そこで、小金井桜を復活させようという10年計画が平成22年度からスタートしました。
名勝に指定されている約6㎞のうち、まず整備モデル地区(小金井公園に近い小金井市内)でヤマザクラを被圧しているケヤキ等の剪定・伐採を行い、ヤマザクラの苗木を植樹します。このヤマザクラの苗木は、小金井桜の種から育てたもの、または小金井桜の里である吉野(奈良県)・桜川(茨城県)からのもの、あるいは小金井桜の苗木を植樹した北上(岩手県)からの里帰り桜に限定し、そのために皆で協力して苗木を育てています。
2010年6月 小金井桜の種拾い
小平市のボーイスカウトと小金井市のガールスカウトも参加して、種拾いをしました。
▲これがヤマザクラの実。かわいいサクランボです。
▲熟した実を集めました。ちょっとブルーベリーに似ています。木のNO.ごとに袋に分け、後日種を洗って土の中に保存しました。
2011年2月 小金井桜の種蒔き
ぶるべーと一緒に畑に種を蒔きました。
2011年2月12・13日 小金井桜大復活祭
武蔵小金井駅前の広場フェスティバルコートでおまつりをしました。小平市のぶるべー、小金井市のこきんちゃん、奈良のせんとくん、北上のおに丸くんと、小金井桜にゆかりのあるゆるキャラたちが大集合!各地のおいしいものや特産品も販売され、食べたり歌ったり踊ったりの楽しい一日でした。せんとくんのダンスはさすがに上手でした!ぶるべーもがんばっていましたよ。
2012年3月3日 育苗ファーム開所式
そしてつい先日、小金井市本町に新しく「名勝 小金井桜育苗ファーム」が開所しました。昨年蒔いた小金井桜の種から発芽してスクスクと育った苗木や、桜川からいただいた苗木を約450本移植。2~3年後には玉川上水に植樹できるほどに大きくなるそうです。
たくさんの人によって育てられたヤマザクラの苗をファームに植えました。桜川からもプロジェクトメンバーの小学生が苗を持ってかけつけてくれました。
名勝 小金井桜復活プロジェクトについて詳しくは→名勝 小金井桜の会
小金井橋付近の小金井桜の見どころ
小金井橋周辺にある小金井桜の見どころを紹介します。小金井桜歴史散歩の後は、小金井公園に寄ってソメイヨシノのお花見もいいですね。
▼小金井橋付近(小平市側)にある「名勝 小金井櫻」の碑と案内板
▼その近くに植樹された「北上・ヤマザクラ」は、かつて小金井桜の苗木1200本を植樹した岩手県北上天勝公園からの里帰り桜。小金井橋の周りにはこのほかに、吉野山、桜川、小金井と計4本のヤマザクラがシンボルツリーとして植樹されています。
▼小金井橋に近い海岸寺にある「小金井桜樹碑」(小平市有形文化財)は文化7年に建立されたもの。海岸寺の山門も小平市有形文化財です。
▼明治16(1883)年に 明治天皇が小金井堤に観桜に出かけてこられたことを記念して植樹された「行幸松」
小金井桜119
小平第三小学校の近くにあるNo.119の桜は、樹齢100年を超す大樹で、毎年見事な花を咲かせます。玉川上水の小金井桜並木に面した小平三小では、4年生の総合の授業で小金井桜について学んでいます。
小平市のその他の桜の見どころ
喜平町桜通り
喜平橋から警察学校前までのこの通りは、桜のトンネルが見事です。毎年のさくらまつりには露店がずらりと並び、たくさんの人出でにぎわいます。桜の下で踊る三小ソーランはとても迫力があります。
このほか、小平中央公園や中央公民館、多摩湖自転車遊歩道(狭山・境緑道)など桜の見どころはたくさんあります。卒業・入学シーズンの学校の桜もきれいですよね。これからお気に入りの桜をみつけて、開花から桜吹雪まで、花の季節を味わいつくしましょう♪素敵な桜をみつけたら、ぜひ教えてくださいね!
春の桜と花を楽しむイベント
4月7日(土) ハナテン春の花まつり たけのこ公園 10:00~15:00(雨天翌日) 小平グリーンロードイベント情報
4月7日(土) ふるさと村の花まつり 小平ふるさと村 10:00~15:00(雨天翌日)
4月7日(土)・8日(日) 夜桜観賞 嘉悦大学 17:00~21:00
4月13日(金) 里桜・小金井桜観賞会 小金井公園・玉川上水 10:00~12:00 小平グリーンロードイベント情報
2012年02月10日
『こども電車』発、小平うどんの仲間たち!
新生「こだいら探検隊」。マナさん、コダ平さん、花いつさんの楽しい語りに続きまして、小平在住歴17年ほど、2010年からネットサポーターをさせていただいております足達です。よろしくお願いいたします!
さて、突然ですが、最近嬉しいニュースが飛び込んできました。息子が幼稚園時代からのママ友で小平市在住の作家・岡田潤さんの作品
『こども電車』(2010年 金の星社)が、
第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になり、その感想文を書いた都内の小学6年生が最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞したそうです!
岡田さんは2月3日の授賞式にも出席し、そちらには皇太子さまや宇宙飛行士の山崎直子さんも来られていたとか。いや、嬉しいですね。なんといっても『こども電車』は「小平発」の物語。この小平の幼稚園、小学校での子どもたちの日常やちょっとしたエピソード、ロケーションなどが物語に織り込まれていたりするんですよね・・・ウフフ♪
この「こども電車」というのは、夢と希望を運ぶ電車です。こどもならだれでも乗れますが、心からその存在を信じていないと乗ることはできません。最終電車は夜9時。それまでに眠っていないとやはり乗車できません。こども電車に乗ると、行きたいと望むさまざまな国に行くことができます。「恐竜ランド」「虫の国」「海の星」「お菓子の国」「スポーツ大国」「おしゃれの国」・・・ほんとに楽しいから、こどもは早く寝ましょうね。
そして物語のクライマックスで、5年1組の仲間は生死の境をさまようクラスメイトを救うため、全員でこども電車に乗ろうとします。なかなか乗れない子は、自分の心と向き合い、全員で一人の子のために戦います。そしてどうなるかは・・・ぜひ本を読んでください。
さてさて、新生「こだいら探検隊」のテーマをどうしよう?と考えながら、この物語を再読して思ったこと、それは・・・大人だって夢と希望を運ぶ電車に乗りたい! そして・・・たまたまかもしれないけれど、この同じ小平のまちに住み、共に子育てし、PTA活動やイベントや、スポーツ・ランチ・お花見などを一緒に楽しみながら、近所のステキなお店やお買い得情報を交換したりするうちに、いつの間にか大切な友達関係ができていたんだな~ということ。今共に生きている地域の仲間こそが、自分の心に素直に向き合う勇気をくれ、夢や希望に心を向かわせてくれているかけがえのない存在!
そこで!
このコーナー「こだいら友・友」では「小平の仲間たち」をテーマに探検していきたいと思います!
第一回は「うどん仲間」。
というのも、つい先日、ふるさと村で週末手打ちうどんを作られている「武蔵野手打ちうどん保存普及会」さんの取材をさせていただいたからです。
この会はそもそも、国学院大学の博物館学教授で「うどん博士」といわれた加藤有次先生の手打ちうどん作り研究にはじまり、そこに集まった人たちと共に会を設立したのが昭和63年(1988年)のことでした。
小平を含む武蔵野一帯は水田ができない土地で、陸稲、麦、稗、粟などを作って食べていたことから、うどんがこのあたりのハレの日のご馳走となりました。
そう、うどんはお祝いの人寄せのご馳走ですから、新生「こだいら探検隊」にもぴったりの食べ物ですね。
▲ゆでた野菜を添えた「糧(かて)うどん」
そうした「うどん文化」は博物館学の立派な研究対象でもあったようです。また、先生は『男のうどん学』『わが家はうどん主義!』という本も書かれています。
加藤先生が亡くなられてからは、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」の皆さんがしっかりと引き継ぎ、ふるさと村で作ったり、地域の人や子どもたちに作り方を教えたりして小平のうどんを守っています。現在会員も募集中です!
現会長の福田さんは、「小平糧うどんの魅力は、小平産の地粉を使い、うどんの基本を大事にしていること。自分で試行錯誤して、上手にできたりできなかったりしながら工夫することが楽しい」と話されていました。
また、うどんが打てるようになると、蕎麦やラーメンや生パスタも材料を変えて少し工夫すると大体同じように作ることができてしまうそうです。
「この間スパゲティーを打ったら家族に好評だったよ」なんてことをサラリと言える、手打ち麺を打てる男女って、なんだかカッコイイ!
このほかにも、いくつかの手打ちうどん作りのグループがあります。
津田公民館で活動している「玉川上水ウォッチング」の会さんは、毎月うどんを作って楽しむ会をされています。基本的に第四土曜日の10時~玉川上水ウォッチング、第一土曜日の10時~うどん作りで、だれでも参加できるそうです。
もちろん、こうして自分で手打ちうどんを作るのは最高の贅沢ですが、そうしょっちゅうは無理ですよね。
でも大丈夫!
小平にはおいしい手打ちうどんのお店がたくさんあります!
他にもまだまだたくさん…
小平に来たら、何はともあれ伝統あるご馳走のうどんを一杯。
そして小平市民の方、お近くの方、小平大好きな方、せっかくですから郷土のもてなし料理「武蔵野手打ちうどん」作りをマスターしてみませんか?
幸いうどん仲間の多い小平では、機会はあっちこっちにころがっているようですよ♪
それでは、次回はどんな小平の仲間たちとの出会いが待っているでしょうか?
きっと素敵な出会いに違いありません。
どうぞお楽しみに~♪
さて、突然ですが、最近嬉しいニュースが飛び込んできました。息子が幼稚園時代からのママ友で小平市在住の作家・岡田潤さんの作品
『こども電車』(2010年 金の星社)が、
第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になり、その感想文を書いた都内の小学6年生が最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞したそうです!
岡田さんは2月3日の授賞式にも出席し、そちらには皇太子さまや宇宙飛行士の山崎直子さんも来られていたとか。いや、嬉しいですね。なんといっても『こども電車』は「小平発」の物語。この小平の幼稚園、小学校での子どもたちの日常やちょっとしたエピソード、ロケーションなどが物語に織り込まれていたりするんですよね・・・ウフフ♪
この「こども電車」というのは、夢と希望を運ぶ電車です。こどもならだれでも乗れますが、心からその存在を信じていないと乗ることはできません。最終電車は夜9時。それまでに眠っていないとやはり乗車できません。こども電車に乗ると、行きたいと望むさまざまな国に行くことができます。「恐竜ランド」「虫の国」「海の星」「お菓子の国」「スポーツ大国」「おしゃれの国」・・・ほんとに楽しいから、こどもは早く寝ましょうね。
そして物語のクライマックスで、5年1組の仲間は生死の境をさまようクラスメイトを救うため、全員でこども電車に乗ろうとします。なかなか乗れない子は、自分の心と向き合い、全員で一人の子のために戦います。そしてどうなるかは・・・ぜひ本を読んでください。
さてさて、新生「こだいら探検隊」のテーマをどうしよう?と考えながら、この物語を再読して思ったこと、それは・・・大人だって夢と希望を運ぶ電車に乗りたい! そして・・・たまたまかもしれないけれど、この同じ小平のまちに住み、共に子育てし、PTA活動やイベントや、スポーツ・ランチ・お花見などを一緒に楽しみながら、近所のステキなお店やお買い得情報を交換したりするうちに、いつの間にか大切な友達関係ができていたんだな~ということ。今共に生きている地域の仲間こそが、自分の心に素直に向き合う勇気をくれ、夢や希望に心を向かわせてくれているかけがえのない存在!
そこで!
このコーナー「こだいら友・友」では「小平の仲間たち」をテーマに探検していきたいと思います!
第一回は「うどん仲間」。
というのも、つい先日、ふるさと村で週末手打ちうどんを作られている「武蔵野手打ちうどん保存普及会」さんの取材をさせていただいたからです。
この会はそもそも、国学院大学の博物館学教授で「うどん博士」といわれた加藤有次先生の手打ちうどん作り研究にはじまり、そこに集まった人たちと共に会を設立したのが昭和63年(1988年)のことでした。
小平を含む武蔵野一帯は水田ができない土地で、陸稲、麦、稗、粟などを作って食べていたことから、うどんがこのあたりのハレの日のご馳走となりました。
そう、うどんはお祝いの人寄せのご馳走ですから、新生「こだいら探検隊」にもぴったりの食べ物ですね。
▲ゆでた野菜を添えた「糧(かて)うどん」
そうした「うどん文化」は博物館学の立派な研究対象でもあったようです。また、先生は『男のうどん学』『わが家はうどん主義!』という本も書かれています。
加藤先生が亡くなられてからは、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」の皆さんがしっかりと引き継ぎ、ふるさと村で作ったり、地域の人や子どもたちに作り方を教えたりして小平のうどんを守っています。現在会員も募集中です!
現会長の福田さんは、「小平糧うどんの魅力は、小平産の地粉を使い、うどんの基本を大事にしていること。自分で試行錯誤して、上手にできたりできなかったりしながら工夫することが楽しい」と話されていました。
また、うどんが打てるようになると、蕎麦やラーメンや生パスタも材料を変えて少し工夫すると大体同じように作ることができてしまうそうです。
「この間スパゲティーを打ったら家族に好評だったよ」なんてことをサラリと言える、手打ち麺を打てる男女って、なんだかカッコイイ!
このほかにも、いくつかの手打ちうどん作りのグループがあります。
津田公民館で活動している「玉川上水ウォッチング」の会さんは、毎月うどんを作って楽しむ会をされています。基本的に第四土曜日の10時~玉川上水ウォッチング、第一土曜日の10時~うどん作りで、だれでも参加できるそうです。
もちろん、こうして自分で手打ちうどんを作るのは最高の贅沢ですが、そうしょっちゅうは無理ですよね。
でも大丈夫!
小平にはおいしい手打ちうどんのお店がたくさんあります!
他にもまだまだたくさん…
小平に来たら、何はともあれ伝統あるご馳走のうどんを一杯。
そして小平市民の方、お近くの方、小平大好きな方、せっかくですから郷土のもてなし料理「武蔵野手打ちうどん」作りをマスターしてみませんか?
幸いうどん仲間の多い小平では、機会はあっちこっちにころがっているようですよ♪
それでは、次回はどんな小平の仲間たちとの出会いが待っているでしょうか?
きっと素敵な出会いに違いありません。
どうぞお楽しみに~♪