小平漫遊記 弥生の巻

こだいらネット

2013年03月30日 15:47

さくらの花も咲ほこり、空気も光もドキドキするほど春らしくなってまいりました。
今月の花いつ姐さんとコダ平さんは、どこに行ったのでしょうか?
え?あれっ?まだいない?どうしたんでしょう。
                                              
小平花いつ:どうも、お待たせしちゃってごめんなさいね。小平花いつと、
夢見亭コダ平:はあはあはあ、ただいま戻りました、夢見亭コダ平でござい。
いやあ、何せ、今日は・・・。
花いつ:これこれ、いきなり今日のお話じゃあ、順番がわやくちゃだよ。ここは順序良く、今月の初めから行こうじゃないか。
コダ平:おっと、いけねぇ、いけねぇ。
今月は、3月1日の春一番で始まりました。
花いつ:ほんと、すごい風だったね。あたしゃ、青森県亀ヶ岡遺跡の遮光器土偶みたいな顔して歩ってたよ。
コダ平:ぷぷぷっ。遮光器土偶がどんな顔かは、東京国立博物館のこちらでご覧ください。
でも、翌日は良いお天気でしたね。で、おいらたちも出かけたんでやんすよ。

❖❖❖小平ふるさと村の雛飾り❖❖❖
花いつ:ちょうど親子郷土学習のゆでまんじゅうづくりも行われてたね。
コダ平:ゆでまんじゅう食いたかったー。
花いつ:まったく「花より団子」というか「雛よりまんじゅう」だねぇ。
雛飾りは、旧小平小川郵便局舎と旧神山家にお飾りだった。
コダ平:姐さん、姐さん、おいら思うんですが。
花いつ:何だい?
コダ平:局舎に飾ってある、あっちの男雛さんはおそらく逆玉。
花いつ:はぁ?いったいなんでそんなことを。
コダ平:お道具でやんすよ。
局舎のお道具の方が、旧神山家のに比べっと、豪華でやんしょ。
花いつ:そんなとこ、見てたのかい。
コダ平:あのお道具は、おそらく女雛お輿入れの折にお持ちになったもの。
ならば、局舎の女雛さんのご実家は素封家とみて間違いない。
花いつ:ありゃまぁ、雅な雛飾りも、おまえさんにかかっちゃあ、ずいぶんと下世話な話しになっちまったよ。
コダ平:うへへ。
    
    

❖❖❖ジュディマルシェ❖❖❖
花いつ:3月16日には、カフェラグラスさまでのジュディマルシェにおうかがいしたね。
コダ平:おんなは海ぃ~♪
花いつ:それは、ジュディ・オング。こちらは、3月の倍数月にカフェの前庭で開かれる小粋な市場だよ。
陶器や布製品に。
コダ平:天然酵母パンやクッキー、お!プリンもありやすね。
花いつ:小平市内やお近くのお店がお集まりだから、そのお店にしかないという品々とも会えたね。毎回楽しみでいらしてるお客さまもいらしたね。
コダ平:グリーンロード沿いですから、偶然通りがかって、お立ち寄りのお人もいらっしゃいましたね。
花いつ:ここで初めて知ったお店が、意外と自宅から近かったり。
コダ平:灯台もと暗しってやすですね。
    
    

❖❖❖100縁商店街❖❖❖
花いつ:さて、この日はもう一か所お邪魔したね。
コダ平:光ヶ丘通り商店会で開かれた100縁商店街。以前のこだいら探検隊でもご紹介がありやしたね。
光ヶ丘通り商店会と100縁商店街についての記事はこちら

花いつ:商店会の皆様が、あれこれ工夫なさった100円の商品が楽しいね。
コダ平:食べ物のお店は、パンやお餅や揚げ物などなど。
花いつ:お寿司屋さんのマグロの煮たのもとろけるようでおいしかったねぇ。
食べ物でないお店も、ワンポイントメークアドバイスやお琴・三味線の体験などなど、工夫なさってたね。
コダ平:参加費をお支払いになれば商店でない市民の皆さまもご参加できるとか。
花いつ:商店のお人だけでなく、お住まいの皆さまも盛りあげようって心意気が嬉しいじゃないか。
3-4か月に1度なさるらしいですから、また、おうかがいしようじゃないか。
コダ平: 次回は、もっともっと食うぞー!
    
    

❖❖❖第5回学園坂ストリートギャラリー❖❖❖
花いつ:今年で、もう5回目となる学園坂ストリートギャラリー。コダイラブランドにも認定されている、丈夫で美しいさき織り作品をお作りのおだまき工房さまと学園坂商店会さまが主催で。
コダ平:武蔵野美術大学さまと学園東小学校さまが協力のアートイベント。
花いつ:いつものように、商店街でお買い物をしながら、アート作品を拝見できるというのが嬉しいじゃないか。
コダ平:商店街の横丁にも「わ、ここにも作品が!」と驚かされやんす。
花いつ:電信柱の上にも、オブジェがあったり、学園坂を下りきった右手にも、展示スペースがございます。
コダ平:「アート」ってもんが、身近に感じられやんすね。
花いつ:今回ご紹介のなかでは、唯一、明日まで開かれてるイベントだから、これからでもご覧いただけますよ。
    
    

❖❖❖ハナテン春の花まつりとふるさと村の花まつり❖❖❖
コダ平:そして、今日、おうかがいして、たった今戻ってめぇりやしたのが、
花いつ: グリーンロードは狭山・境緑道沿いで行われた、ハナテン春の花まつりとふるさと村の花まつり。
コダ平:寒かったですねぇー。
花いつ:でも、たけのこ公園のハナテン春の花まつりでは、寒さを吹き飛ばす小平よさこいを拝見したね。
コダ平:アンコールにアンコール、そしてご見物の衆も巻き込んでのよさこいになりやしたね。
花いつ:とれたてのお野菜や、ブルーベリーを使ったお菓子の模擬店は小平らしいね。
コダ平:ほかにも、焼き鳥、お団子、カバブのお店とお賑やか。
    
花いつ:もっとゆっくりしたかったけれど、お次のふるさと村へと移動。
コダ平:ふるさと村では、ふるさと村の花まつり。
花いつ:鈴木ばやしも拝見できるし、野点や昔懐かしい遊びの体験もできる。
コダ平:そして、ころあいも良く、お昼時。
花いつ:やっぱり、そっちかい。今日は、武蔵野手打ちうどん保存普及会さまの小平糧うどんをいただけた。
コダ平:普及会の皆さまの糧うどん作りについては、こだいら探検隊でもご紹介がありましたね。
「小平うどんの仲間たち」の記事はこちら
花いつ:よく覚えてたね。偉いよ、偉い。
コダ平:じゃあ、糧うどん、もう一杯いただいてもよござんすか?
花いつ:先着100名さま限定のお品だから、そいつぁ我慢しておきな。
ふるさと村入り口に出でてらしたヴェルデさんのコーナーで買ったパンをあげるからさ。
コダ平:いやぁー、おねだりしちゃったみてぇで、申し訳ねぇ。
花いつ:いやいや、あからさまにおねだりだったよ。
コダ平:しかし「入れ込みのお席で糧うどんをいただいてると、鈴木ばやしのお囃子が聞こえてくる」なんざぁ、ちょいと江戸時代にタイムスリップしたような心地でやんすね。
花いつ:あぁ、今になると、あの頃も懐かしいねぇ。
コダ平:え?ね、姐さんー、どういう意味ですかぁー?
    
                                              
一部速報でお届けとなりました今回の小平漫遊記。
今日は、朝の間、あいにくの冷たい雨となってしまいましたが、さくらもその花びらを散らすのを待っているようです。
今回の花いつ姐さん、コダ平さんが楽しんだイベントと、市内に咲くさくらの様子も織りまぜての動画もお楽しみくださいませ。
鈴木マナ



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