2012年02月10日
『こども電車』発、小平うどんの仲間たち!
新生「こだいら探検隊」。マナさん、コダ平さん、花いつさんの楽しい語りに続きまして、小平在住歴17年ほど、2010年からネットサポーターをさせていただいております足達です。よろしくお願いいたします!
さて、突然ですが、最近嬉しいニュースが飛び込んできました。息子が幼稚園時代からのママ友で小平市在住の作家・岡田潤さんの作品
『こども電車』(2010年 金の星社)が、
第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になり、その感想文を書いた都内の小学6年生が最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞したそうです!
岡田さんは2月3日の授賞式にも出席し、そちらには皇太子さまや宇宙飛行士の山崎直子さんも来られていたとか。いや、嬉しいですね。なんといっても『こども電車』は「小平発」の物語。この小平の幼稚園、小学校での子どもたちの日常やちょっとしたエピソード、ロケーションなどが物語に織り込まれていたりするんですよね・・・ウフフ♪

この「こども電車」というのは、夢と希望を運ぶ電車です。こどもならだれでも乗れますが、心からその存在を信じていないと乗ることはできません。最終電車は夜9時。それまでに眠っていないとやはり乗車できません。こども電車に乗ると、行きたいと望むさまざまな国に行くことができます。「恐竜ランド」「虫の国」「海の星」「お菓子の国」「スポーツ大国」「おしゃれの国」・・・ほんとに楽しいから、こどもは早く寝ましょうね。
そして物語のクライマックスで、5年1組の仲間は生死の境をさまようクラスメイトを救うため、全員でこども電車に乗ろうとします。なかなか乗れない子は、自分の心と向き合い、全員で一人の子のために戦います。そしてどうなるかは・・・ぜひ本を読んでください。
さてさて、新生「こだいら探検隊」のテーマをどうしよう?と考えながら、この物語を再読して思ったこと、それは・・・大人だって夢と希望を運ぶ電車に乗りたい! そして・・・たまたまかもしれないけれど、この同じ小平のまちに住み、共に子育てし、PTA活動やイベントや、スポーツ・ランチ・お花見などを一緒に楽しみながら、近所のステキなお店やお買い得情報を交換したりするうちに、いつの間にか大切な友達関係ができていたんだな~ということ。今共に生きている地域の仲間こそが、自分の心に素直に向き合う勇気をくれ、夢や希望に心を向かわせてくれているかけがえのない存在!
そこで!
このコーナー「こだいら友・友」では「小平の仲間たち」をテーマに探検していきたいと思います!
第一回は「うどん仲間」。
というのも、つい先日、ふるさと村で週末手打ちうどんを作られている「武蔵野手打ちうどん保存普及会」さんの取材をさせていただいたからです。
この会はそもそも、国学院大学の博物館学教授で「うどん博士」といわれた加藤有次先生の手打ちうどん作り研究にはじまり、そこに集まった人たちと共に会を設立したのが昭和63年(1988年)のことでした。
小平を含む武蔵野一帯は水田ができない土地で、陸稲、麦、稗、粟などを作って食べていたことから、うどんがこのあたりのハレの日のご馳走となりました。
そう、うどんはお祝いの人寄せのご馳走ですから、新生「こだいら探検隊」にもぴったりの食べ物ですね。

▲ゆでた野菜を添えた「糧(かて)うどん」
そうした「うどん文化」は博物館学の立派な研究対象でもあったようです。また、先生は『男のうどん学』『わが家はうどん主義!』という本も書かれています。
加藤先生が亡くなられてからは、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」の皆さんがしっかりと引き継ぎ、ふるさと村で作ったり、地域の人や子どもたちに作り方を教えたりして小平のうどんを守っています。現在会員も募集中です!

現会長の福田さんは、「小平糧うどんの魅力は、小平産の地粉を使い、うどんの基本を大事にしていること。自分で試行錯誤して、上手にできたりできなかったりしながら工夫することが楽しい」と話されていました。
また、うどんが打てるようになると、蕎麦やラーメンや生パスタも材料を変えて少し工夫すると大体同じように作ることができてしまうそうです。
「この間スパゲティーを打ったら家族に好評だったよ」なんてことをサラリと言える、手打ち麺を打てる男女って、なんだかカッコイイ!
このほかにも、いくつかの手打ちうどん作りのグループがあります。
津田公民館で活動している「玉川上水ウォッチング」の会さんは、毎月うどんを作って楽しむ会をされています。基本的に第四土曜日の10時~玉川上水ウォッチング、第一土曜日の10時~うどん作りで、だれでも参加できるそうです。
もちろん、こうして自分で手打ちうどんを作るのは最高の贅沢ですが、そうしょっちゅうは無理ですよね。
でも大丈夫!
小平にはおいしい手打ちうどんのお店がたくさんあります!

他にもまだまだたくさん…
小平に来たら、何はともあれ伝統あるご馳走のうどんを一杯。
そして小平市民の方、お近くの方、小平大好きな方、せっかくですから郷土のもてなし料理「武蔵野手打ちうどん」作りをマスターしてみませんか?
幸いうどん仲間の多い小平では、機会はあっちこっちにころがっているようですよ♪
それでは、次回はどんな小平の仲間たちとの出会いが待っているでしょうか?
きっと素敵な出会いに違いありません。
どうぞお楽しみに~♪
さて、突然ですが、最近嬉しいニュースが飛び込んできました。息子が幼稚園時代からのママ友で小平市在住の作家・岡田潤さんの作品
『こども電車』(2010年 金の星社)が、
第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になり、その感想文を書いた都内の小学6年生が最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞したそうです!
岡田さんは2月3日の授賞式にも出席し、そちらには皇太子さまや宇宙飛行士の山崎直子さんも来られていたとか。いや、嬉しいですね。なんといっても『こども電車』は「小平発」の物語。この小平の幼稚園、小学校での子どもたちの日常やちょっとしたエピソード、ロケーションなどが物語に織り込まれていたりするんですよね・・・ウフフ♪

この「こども電車」というのは、夢と希望を運ぶ電車です。こどもならだれでも乗れますが、心からその存在を信じていないと乗ることはできません。最終電車は夜9時。それまでに眠っていないとやはり乗車できません。こども電車に乗ると、行きたいと望むさまざまな国に行くことができます。「恐竜ランド」「虫の国」「海の星」「お菓子の国」「スポーツ大国」「おしゃれの国」・・・ほんとに楽しいから、こどもは早く寝ましょうね。
そして物語のクライマックスで、5年1組の仲間は生死の境をさまようクラスメイトを救うため、全員でこども電車に乗ろうとします。なかなか乗れない子は、自分の心と向き合い、全員で一人の子のために戦います。そしてどうなるかは・・・ぜひ本を読んでください。
さてさて、新生「こだいら探検隊」のテーマをどうしよう?と考えながら、この物語を再読して思ったこと、それは・・・大人だって夢と希望を運ぶ電車に乗りたい! そして・・・たまたまかもしれないけれど、この同じ小平のまちに住み、共に子育てし、PTA活動やイベントや、スポーツ・ランチ・お花見などを一緒に楽しみながら、近所のステキなお店やお買い得情報を交換したりするうちに、いつの間にか大切な友達関係ができていたんだな~ということ。今共に生きている地域の仲間こそが、自分の心に素直に向き合う勇気をくれ、夢や希望に心を向かわせてくれているかけがえのない存在!
そこで!
このコーナー「こだいら友・友」では「小平の仲間たち」をテーマに探検していきたいと思います!
第一回は「うどん仲間」。
というのも、つい先日、ふるさと村で週末手打ちうどんを作られている「武蔵野手打ちうどん保存普及会」さんの取材をさせていただいたからです。
この会はそもそも、国学院大学の博物館学教授で「うどん博士」といわれた加藤有次先生の手打ちうどん作り研究にはじまり、そこに集まった人たちと共に会を設立したのが昭和63年(1988年)のことでした。
小平を含む武蔵野一帯は水田ができない土地で、陸稲、麦、稗、粟などを作って食べていたことから、うどんがこのあたりのハレの日のご馳走となりました。
そう、うどんはお祝いの人寄せのご馳走ですから、新生「こだいら探検隊」にもぴったりの食べ物ですね。

▲ゆでた野菜を添えた「糧(かて)うどん」
そうした「うどん文化」は博物館学の立派な研究対象でもあったようです。また、先生は『男のうどん学』『わが家はうどん主義!』という本も書かれています。
加藤先生が亡くなられてからは、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」の皆さんがしっかりと引き継ぎ、ふるさと村で作ったり、地域の人や子どもたちに作り方を教えたりして小平のうどんを守っています。現在会員も募集中です!

現会長の福田さんは、「小平糧うどんの魅力は、小平産の地粉を使い、うどんの基本を大事にしていること。自分で試行錯誤して、上手にできたりできなかったりしながら工夫することが楽しい」と話されていました。
また、うどんが打てるようになると、蕎麦やラーメンや生パスタも材料を変えて少し工夫すると大体同じように作ることができてしまうそうです。
「この間スパゲティーを打ったら家族に好評だったよ」なんてことをサラリと言える、手打ち麺を打てる男女って、なんだかカッコイイ!
このほかにも、いくつかの手打ちうどん作りのグループがあります。
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もちろん、こうして自分で手打ちうどんを作るのは最高の贅沢ですが、そうしょっちゅうは無理ですよね。
でも大丈夫!
小平にはおいしい手打ちうどんのお店がたくさんあります!

他にもまだまだたくさん…
小平に来たら、何はともあれ伝統あるご馳走のうどんを一杯。
そして小平市民の方、お近くの方、小平大好きな方、せっかくですから郷土のもてなし料理「武蔵野手打ちうどん」作りをマスターしてみませんか?
幸いうどん仲間の多い小平では、機会はあっちこっちにころがっているようですよ♪
それでは、次回はどんな小平の仲間たちとの出会いが待っているでしょうか?
きっと素敵な出会いに違いありません。
どうぞお楽しみに~♪
小平市観光まちづくり
都会から 一番近い プチ田舎
こだいらオープンガーデンへ行こう!
もう春ですよ、歌って踊ってご近所フェス♪
大雪と都知事選
第2回小平グルめぐりスタンプラリー~青梅街道駅周辺のグルメ探検
都会から 一番近い プチ田舎
こだいらオープンガーデンへ行こう!
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第2回小平グルめぐりスタンプラリー~青梅街道駅周辺のグルメ探検
Posted by こだいらネット at 19:40│Comments(11)
│こだいら友・友
この記事へのコメント
昨日こんな番組が放送されました。
人生の楽園 如月の弐 東京・小平市 ~武蔵野 愛情うどん物語~
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/index.html
人生の楽園 如月の弐 東京・小平市 ~武蔵野 愛情うどん物語~
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/index.html
Posted by chieko
at 2012年02月12日 09:16

ここのところ、ふるさと村にはなかなかうかがえませんが、「むぎきり」は近いので時々お邪魔しています。小平以外の方にも、このお店はなかなか有名。野菜てんぷらと一緒だと、本当においしいです。
次回の小平の仲間たち、楽しみにしています。
次回の小平の仲間たち、楽しみにしています。
Posted by としちゃん at 2012年02月12日 11:21
としちゃんさん、コメントありがとうございます。「むぎきり」さんでは自家製三色こんにゃくと春巻のついた「おすすめセット」をいただいたのですが、こちらもおいしかったです。今度野菜てんぷらをいただいてみます。小平の仲間たち、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by chieko at 2012年02月13日 11:31
最近私がボランティアで授業支援をしている小平四小でも毎年(今年は5年生と6年生が)家庭科の授業で「小平の地粉を使ったうどん作り」をその歴史とともに学んでいます。今週15~17日はちょうど5年生の各クラスの実習があります!!よかったら取材にいらしてくださいね!!
Posted by masa at 2012年02月15日 01:32
masaさん、ありがとうございます。小学校でやるのいいですね!こねたり踏んだりは子どもたちも大好きなのでは?今週はほんとに残念なことに都合がつきませんが、子どもたちが郷土のうどん作りを楽しく学んで、うどん仲間がどんどん増えますように!
Posted by chieko at 2012年02月16日 13:54
FC東京壮行会にて、小平名物「糧(勝て)うどん」の贈呈があるそうです!
2月28日(火)12:15~小平市役所 本庁舎正面玄関にて。小平市と小平市議会、そして市民による壮行会で、市長と市議会議員、そして会場内全員がFC東京のトレユニを着用とのこと。
「糧(勝て)うどん」、いい響きですね~。
2月28日(火)12:15~小平市役所 本庁舎正面玄関にて。小平市と小平市議会、そして市民による壮行会で、市長と市議会議員、そして会場内全員がFC東京のトレユニを着用とのこと。
「糧(勝て)うどん」、いい響きですね~。
Posted by chieko
at 2012年02月21日 10:33

「小平の仲間たち」・・・素敵なコーナーがスタートして嬉しいです。
市民活動の盛んな小平!どんな方々が登場するのか、楽しみにしています♪
市民活動の盛んな小平!どんな方々が登場するのか、楽しみにしています♪
Posted by タマヤー at 2012年02月21日 12:42
遅くなりましたが『こども電車』読みましたー。ハラハラドキドキワクワク。
表紙、挿絵も素敵です。特に表紙の電車がまるで花火のよう。目次の挿絵も季節の移り変わりの様子が流れるように描かれ、それが、ストーリーの季節を表していて、読み終わってからもう一度目次を見て楽しめます。
こちらも小平在住の作家、篠原さんの『マリオネットデイズ』でも思ったのですが「今の課題図書は面白い!」
そして、今、小学生が夜9時に眠っているということが、大変なことだとは(昔の田舎の子でしたので、8時には布団入り)
わたくしも「むぎきり」さん好きです。揚げたまがあれば、いただくのもお楽しみ。
表紙、挿絵も素敵です。特に表紙の電車がまるで花火のよう。目次の挿絵も季節の移り変わりの様子が流れるように描かれ、それが、ストーリーの季節を表していて、読み終わってからもう一度目次を見て楽しめます。
こちらも小平在住の作家、篠原さんの『マリオネットデイズ』でも思ったのですが「今の課題図書は面白い!」
そして、今、小学生が夜9時に眠っているということが、大変なことだとは(昔の田舎の子でしたので、8時には布団入り)
わたくしも「むぎきり」さん好きです。揚げたまがあれば、いただくのもお楽しみ。
Posted by エルダベリイ at 2012年03月06日 09:36
タマヤーさん、ありがとうございます。先日のイベントでも感じましたが、本当にいろいろな市民活動がありますね。いろいろな方にお話を伺えたらと思います。どうぞお楽しみに~^^
Posted by chieko
at 2012年03月12日 01:44

エルダベリイさん、『こども電車』読んでいただいたんですね!ありがとうございます。岡田さんは元々が水墨画家で、絵から物語を発想する方ですので、絵にはこだわりがあると思います。よく見ていただいて、嬉しいと思います!今の小学生は9時に寝ていない子が多いですよ~。とくに下の子は上の子に引きずられてしまいがち。早く寝てほしいんですけど・・
『マリオネットデイズ』も面白いですね。
揚げたま?おいしそうですね~。また行きたくなりました。
『マリオネットデイズ』も面白いですね。
揚げたま?おいしそうですね~。また行きたくなりました。
Posted by chieko
at 2012年03月12日 01:56

昨日の「東日本大震災を考えるつどい」で聞きましたが、石巻などの被災地を支援している「チーム小平」さんが、被災地で現地の方たちと一緒に糧うどんを作って食べるという交流会をしてこられたそうです。人と人とをつなぐごちそうだった糧うどん。こんな形でたくさんの人とつながれるといいですよね。
Posted by chieko
at 2012年03月12日 02:08
